2018年12月27日木曜日

EPC研忘年会!

はいどうも,クリスマスでも研究室にいたB4の小林です.
早いもので,僕がこの研究室に配属されてから9か月ほど経つことになります.光陰矢の如しなんて言いますが,全く以てその通りだなと感じますね.

さてさて,今日は遅ればせながら,12/21にあったEPC研究室の忘年会について書こうと思います.
書こうと思います.なんて意気込んだはいいものの写真を全然撮っていなかったので,まあ適当なもんですが......

今回は,計17人が参加する大きな飲み会でした.
左奥が平木先生,その右に居るのが七戸先生です
みんな大好きケンフィーさん
漢 霜村,カメラへのポーズは欠かさない
年の瀬ということもあって,みんな思い思いに騒いで,なかなか楽しい現場でした.
人それぞれ様々なことを経験した年だと思いますが,まあどんな年であっても,忘れてしまえばいい思い出になるものです.

1月往ぬる2月逃げる3月去ると言うように,これから年度末へ向けて一直線です.
時の速さに置いていかれないように,僕も精一杯走っていきたいと思います.

2018年12月19日水曜日

論文公開の準備中!


こんにちは!
先日行われたある企業さんとの共同研究の成果報告会を終えてひとまず安心しているM1の搆口です.
今日は現在研究室で行っている研究室ホームページのリニューアル計画を紹介します.


このリンクから研究室ホームページを表示するとわかるように研究室ホームページには業績というページがあります.
http://www.ec.okayama-u.ac.jp/~epc/achievements/index.html


学会発表や論文投稿など業績を確認可能

このうち論文誌に投稿したものはクリックするとPDFファイルとして開くことができるのですが論文誌に掲載された論文の著作権は論文誌を発行している学会のものとなっています.そのため...
購入しないと読めるのは概要のみ

学会に購読費用を納めていないとこのようにログインと支払いを求められてしまいます.
しかしながら我々がよく論文を投稿しているIEEEの規定によるとなんと,決められた形式で表紙をつけることで論文プレプリント(投稿直前の版のこと,詳しくは規定をチェックしてみてください)ならアップロードしてもよいことがわかりました!

自分で製作してみた表紙
これまでの業績を広く知ってもらうべく研究室ではこれまでに投稿した論文プレプリントに対し表紙を付ける作業を行っています.
近いうちに研究室ホームページに論文プレプリントをアップロードすることができると思いますので私たちの研究室の研究成果が気になる方は後日確認してみてください!

2018年12月12日水曜日

研究室での癒し

こんにちは

最近、布団からなかなか抜け出せないM2の尾崎です。

12月も1/3が過ぎ、今年も残すところあと3週間ほどになりました。
私たちの研究室では、共同研究の報告会、学会投稿締め切り、修論・卒論など
それぞれの目標に向かって師走の名の通り、皆せわしなく活動しています。

さて、そんな忙しい毎日にも息抜きや癒しは必要です。
今回はそんな毎日を乗り切るため、私の研究室での楽しみを紹介したいと思います。

それは、「マツの栽培」です。
別に植物を育てるのが趣味だったわけではありませんが、、

11月のある日、研究室に来てバックを見ると何かついているではありませんか。
バックについていたマツの種
風で飛ばされてきたマツの種が、偶然私のバックに引っかかったのでしょう。

きっとこれも何かの縁ということで、研究室の机の上で育ててみることにしたのでした。

その後、種を水につけていると、、
見事に発芽しました!
その後もぐんぐん成長
子葉が出てきました!
日々研究室に来てマツの成長を見ていると、
子葉が9枚あったり、あの木がこんな小さな芽から成長するのかと考えてみたり
新しい発見があって、研究室に来るのが楽しくなりますね。

調子に乗った私は、、
モミジの種
最近、モミジの栽培にも挑戦しています。

これからは机の上のマツたちの成長で癒されながら、
修論に向けて研究を頑張りたいと思います。

以上、私の研究室での楽しみでした。

2018年12月5日水曜日

MWE 2018で発表・研究室展示をしてきました


最近,IPAと水餃子にハマっているD2の石原です。
今日は,11/28~11/30 (@パシフィコ横浜)に行われたMWE 2018で発表・研究室展示をしてきたことについて書きます。
パシフィコ横浜からの夜景

発表に関してですが,以前の記事で紹介したように,
梅谷先生がワイヤレス給電の「高周波電源」に関して,僕がワイヤレス給電の「整流回路」に関して発表させて貰いました。

思ったよりたくさんの人に足を運んで頂いたのと,
僕も梅谷先生もマイクロ波分野で発表したのが初めてだったので,
とても緊張しておりかなりバタバタした発表でした。笑

しかしながら,発表自体は結構評判がよかったみたいで安心しました。
(発表の様子は写真撮影が禁止だったのでありません…)

研究室展示では主にワイヤレス給電に関しての展示を行いました。
主には,「プラ電車ワイヤレス給電走行レース」と「ミニ四駆ワイヤレス給電走行レース」で二冠を果たした優勝マシーンの展示です。

展示もとても評判が良く,三日間ほとんどお客さんが途切れないほどでした。
M1藤木君とB4霜村君が対応している様子
お世話になった古河電工の増田さん(右)
途中,実機が上手く動かないなんてこともありましたが,何とか三日間乗り切ることが出来ました。

足を運んでくださった皆様,展示準備を手伝ってくれた皆様,誠にありがとうございました。

三日間とても忙しかったので観光は全然できていませんが,夜は楽しくお酒を飲むことができました。
しゃれおつなビール飲んだり
紹興貴酒15年モノ(7000円)飲んだり
家系ラーメン食べたり
二郎ラーメン食べたり

霜村君が藤木君にイキっちゃったりしました
あまり写真を撮っていませんが,とにかく豪遊しました。

たまには,こういった外部へ発信するイベントに参加するのもいいですね。
今回はとても良い経験になりました。

本日のブログはここまでです。
それでは。

2018年11月24日土曜日

MWE2018に出展!

こんにちは!生協の半額弁当にハマってるM1藤木です。
今日は、以前から石原さん楠見さんが宣伝しているMWE2018についてです。
MWE2018は今月28(水)~30(金)に開催されます。
EPC研究室からは、梅谷先生とD2石原さんが28(水)14時からのセッションで講演を行います。
また、僕とB4霜村君が3日間展示を行います。

僕は展示担当ということなので、展示物について現状報告をします。
展示予定のプラレールの動画がこちら

今回は展示ということもあり、「プラ電車ワイヤレス給電走行レースコンテスト」で走らせた模型電車をトラック形状で走らせるように改良しました。

本番までにもう少しクオリティを上げていきます!
ひょっとしたらこれ以外にも展示物があるかも・・・です。

ぜひパシフィコ横浜までお越しください。

それでは~

2018年11月14日水曜日

最近の研究室の様子 ~マジカルウィング再び~

最近,ウイスキーの燻製に失敗してへこんでいるドクターの楠見です. ここしばらく研究室は,今月の28日(水)~30日(金)に横浜で開催されるMWE2018での講演や展示に向けて,EPC研ワイヤレス給電チームを中心に一丸となっています.

開催期間中の展示ブースでは,今年の3月に開催された「プラ電車ワイヤレス給電レース」の優勝マシンを展示します.さらに今回は,展示期間中常に走り続けられるよう,車両やコースに改良を加えています.
改良されたプラ電車

さらに28日(水)にはワイヤレス給電技術について梅谷先生とD2石原君が講演します.
MWEはマイクロ波の専門家が集まる学会で,私たちの分野とは少々異なります.
ということで,ワイヤレス給電の基礎や最新動向に関してパワーエレクトロニクスの視点から講演します.
資料作りで大忙しの石原くん

その他,ポスターや小物の作成をみんなで分担しています.
ポスターを作っているM2大畑くん

当日の様子はまたアップロードされると思います.
というわけで,今回はこのあたりで.

2018年11月12日月曜日

生協キャンペーン2018

こんにちは。1か月前からダウンを着てる(原付乗り)村田です。

今回は最近活発な生協キャンペーンについて話します。

岡山大学では生協による様々な取り組みが行われており、
現在、BINGOと福引大会が開催されています。

毎日対象商品が変わるBINGO
毎日お得な商品(生協から宣伝費は受け取っていません)

福引大会の1等はペア旅行券10万円分!!

BINGOは毎日対象商品を買わなければ1000pt貰えないため、脱落者が出てきています。

一方、福引大会は生協での買い物一回につき1枚福引券が貰え、
3枚で一回まわせるため、研究室全体で集めています。

当研究室は、朝、昼、晩と毎食一緒に食事をするため、
生協の利用率が非常に高く、福引券はすぐに集まりました。

なんと、現在126枚集まっています。
期間は今週の金曜日までなので、1等,2等はEPC研究室がいただくことになるでしょう♪

EPC研究室の数の暴力

ちなみに、生協は以前このようなキャンペーンを開催しており、
研究室では毎回話題になります。



これからも生協を利用しまくる研究室なので、
面白い企画を楽しみにしています。


2018年11月11日日曜日

ECCE2018 観光編(モンゴリアンBBQ)+α

こんにちは。日生の牡蠣が食べたいD2石原です。

今日は,ポートランドで開催されたECCE2018の観光編ということで,
モンゴリアンバーベキュー(BBQ)に行ったお話をしようと思います。
ECCE2018の学会編については,楠見君が記事を書いてくれたのでそちらをご覧ください。

モンゴリアンBBQはもともとは台湾で発明された料理らしく,モンゴルには存在しない料理です。
名古屋で発明され,台湾にはない「台湾ラーメン」に近いノリを感じます。

残念なことに,日本にはモンゴリアンBBQを提供している店は無く,
アメリカに行った際には是非食べたい!!ということで今回は行ってみました。
(アメリカでは何故かポピュラーな料理らしい。)

お店を見つけ大興奮の梅谷先生と楠見くん
モンゴリアンBBQは,一般的な日本のBBQとは全く異なった楽しみ方をします。

~モンゴリアンBBQの楽しみ方~
① バイキング形式で好きな野菜・肉,さらに麺やご飯をどんぶりに盛る
② 様々ある調味料で好き勝手に味付けをする
③ それを屈強な兄ちゃんに渡し,焼いてもらう
④ 食べる

さっそく順を追って見ていきます。
まずは,思い思いの食材をどんぶりに盛ります
食材の数が多くカスタマイズ性が高いです。

肉は牛・豚・鶏・ラムと様々
食材をとる梅谷先生
次に味付けです。
調味料をどんぶりの食材にかけていきます。
食材もそうですが,とにかく沢山の種類の調味料があります。
味付け用の調味料
次に,盛ったどんぶりを屈強なお兄ちゃんに渡して焼いてもらいます。
食材を焼く屈強な兄ちゃん
特徴的な大きな鉄板でどんぶり入れた食材を豪快に炒めていきます。

屈強な兄ちゃんを前に「ああ^〜」と楠見くん
そしてこちらが出来上がった料理!!
インスタ映えはしないです。大体こんな見た目になります。
麺を入れれば焼きそばみたいになるし,ご飯を入れればチャーハンみたいになります。
そして肝心の味はかなり美味しいです…

この工程を3回ほど繰り返して食べるとかなりお腹いっぱいになります。

ぶっちゃけ,ポートランドとは何も関係ないですが,とても楽しい観光になりました。

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最後に,宣伝です。
11月28日~30日にパシフィコ横浜でMWE2018が開催されます。

初日の特別セッションでは,本研究室から2件の発表があります。

1. 〇梅谷 和弘、小林 皓祐 、石原 將貴、平木 英治
 「高周波・高効率な給電を実現する半導体スイッチング電源技術」

2. 〇石原 將貴、藤木 啓太、梅谷 和弘、平木 英治
  「安定的なワイヤレス給電のための受電回路技術」

梅谷先生はワイヤレス給電の電源に関して,私は整流器に関して,基礎知識・要素技術を分かりやすく解説します。
是非ご聴講頂ければと思います。

さらに,本研究からワイヤレス給電に関して展示も行います。
展示物の内容は
以前に行われた「プラ電車ワイヤレス給電走行レースコンテスト」の優勝マシーンです。
実際に走るところ・設計戦略をお見せいたします。
これに関してはM1藤木とB4霜村が対応予定です。

他にも数点,ワイヤレス給電に関する展示を行いますので,展示の方も是非よろしくお願い致します。
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それで,さようなら~。

2018年11月5日月曜日

西海さんとM1の愉快な仲間たちの誕生日会


最近急に冷えてきて「寒い」が口癖になりつつあるM1の古木です.

先日,M2の西海さんの誕生日に飲み会兼誕生日会が催されたので,今回はこのことについて書いていきたいと思います.

少し寒くなってきたこともあり,今回はキムチ鍋とトマト鍋を作りました.

キムチ鍋とトマト鍋とその他もろもろ

ここまでは普通の飲み会に近かったんですが,途中でサプライズがありました!

なんと,B4の霜村君がレアチーズケーキを手作りしてくれたんです!
朝早くから準備してくれたそうです.

本当においしくて,参加者みんなが大絶賛の味でした!
霜村君,本当にありがとう!!

B4霜村君作のレアチーズケーキ

また,誕生日会途中に分かったことですが,西海さん以外にもM1の池上君,搆口君,そして古木もその前後数日の間に誕生日を迎えるという驚きの事実が発覚し,ついでに祝っていただきました.

ケーキと西海さんとM1のゆかいな仲間たち

右から,池上君,古木,西海さん,搆口君と続くのですが,なぜか一番左にM1の藤木君(9月生まれ)もいます(笑)

研究活動の息抜きになり,とても楽しい会となりました.

というわけで,今回はこのあたりで失礼します.

2018年10月25日木曜日

風邪予防

こんにちは、地元の祭りで声がガラガラのB4三島です。

もうすっかり秋になって、夜はかなり冷えるようになってきましたね。

こういう季節の変わり目は、風邪をひきやすいといいます。

最近、研究室でも風邪が流行っているということで、教授の平木先生が大量のミカンを取り寄せていただきました。


昨日届いたときは5kgもあったのに、今はこんなに少なくなってしまいました(笑)

おいしいミカンをたくさん食べて風邪を予防し、この寒さを乗り切っていきます!


2018年10月24日水曜日

MSP430マイコン 備忘録2 (MSP430F2619)

 M2の小西です。
今回もMSPマイコンについて備忘録2を記します。

<プログラム内容>
可変抵抗を動かしてアナログ指令値を変えることで、PWM変調にてLEDの明るさを更新させます。また、分周したクロックも別のLEDに出力することで可視化します。

ピン配置と役割は以下の通り。
P4.1 -> Red LED........; PWM変調調光
P4.2 -> Blue LED.......; 1Hz クロックで点滅
P4.3 -> Green LED.....; 2kHz クロックで点滅
P6.0 -> 可変抵抗入力..; AD変換入力

メインクロックとは別でクロックが2つもあるのは、メインクロックから別のクロックを作ってみるテストです。


まずはフローチャート
Timer-Bのコンペアマッチに反応してG_LEDを反転させCLK1が生成される。CLK1に従ってインクリメントするTB_CM変数がTpwm2にコンペアマッチすると、B_LEDが反転し、CLK2が生成される。

次に、回路図。
3つのLEDはタイマーBの出力に割り当てられているポート4にそれぞれ接続。可変抵抗の中間電位をA0に入力してアナログ指令値を得る

また、実験風景。
各LEDの役割は示した通り。下記の動画では、左上の可変抵抗をグリグリ回して赤LEDの明るさを変化させる


可変抵抗を回すことで赤LEDの明るさが変化しています。青LEDは約1Hzで、緑LEDは視認できませんが2kHzで点滅しているのが確認できます。



サンプルコード
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

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前回の備忘録1でも触れた内容については触れず、新しく出てきたところだけ触れていきます。

<51行> 
50.   // Setup ADC //   The ADC12OSC is generated internally and is in the 5-MHz range
51.   ADC12CTL0  = SHT0_2 + SHT1_2 + REFON + ADC12ON;
 AD変換器に関する初期設定1
 ( U. G. P.575   23.3.1 ADC12CTL0,  ADC12 Control Register 0 )
        ・SHT0x,1x : ADC12の0チャネル-7チャネル, 8チャネル-15チャネルに関する
          Sample Hold Timeを指定する。ADC用クロックを何周期使ってアナログ入力値を
          安定させるかを決めます。

//      0000:4       ADC12CLK cycles     0001:8    ADC12CLK cycles
//      0010:16     ADC12CLK cycles     0011:32   ADC12CLK cycles
//      0100:64     ADC12CLK cycles     0101:96   ADC12CLK cycles
//      0110:128   ADC12CLK cycles     0111:192  ADC12CLK cycles
//      1000:256   ADC12CLK cycles     1001:384  ADC12CLK cycles
//      1010:512   ADC12CLK cycles     1011:768  ADC12CLK cycles
//      1100:1024 ADC12CLK cycles     1101:1024 ADC12CLK cycles
//      1110:1024 ADC12CLK cycles     1111:1024 ADC12CLK cycles


        ・MSC : マルチサンプリング変換フラグ。AD変換は16チャネル用意されているが、あるタイミングで
       全てのチャネルの変換を開始する場合に立てる。 
      
        ・REFON : 変換に使用する基準電圧をマイコン内部で生成するか決定する。使わないならエコのためOFF
        ・REF2_5V : 内蔵基準電圧の値を決める
   //   0 : 1.5V
   //   1 : 2.5V

        ・ADC12ON : 1を立てるとADC12が起動する
        ・ENC : Enable Convertion 1を立てるとAD変換が使用可能になる
        ・ADC12SC : 初期設定完了後に、1を立てたときからAD変換が開始される



<52行> 
52.   ADC12CTL1  = SHP + ADC12SSEL_0;
 ( U. G. P.577   23.3.2 ADC12CTL1,  ADC12 Control Register 1 )
 AD変換器に関する初期設定2
        ・SHSx : Sample and Hold を開始するソースを選択する, Timerを選択するとCMがフラグとなる
   //   00 : ADC12SC bit           01 : Timer_A.OUT1
   //   10 : Timer_B.OUT0        11 : Timer_B.OUT1

        ・SHP : Sample and Hold のモード選択
   //   0 : SAMPCON signal is sourced from the sample-input signal.
   //   1 : SAMPCON signal is sourced from the sampling timer.

        ・ADC12SSELx : AD変換のクロックソースを選択
   //   00 : ADC12OSC     01 : ACLK
   //   10 : MCLK             11 : SMCLK

<54行> 
54.   ADC12MCTL0 = SREF_0 + INCH_0;    // VRef = AVcc, channel = A0
 ( U. G. P.578   23.3.4 ADC12MCTL0,  ADC12 Conversion Memory Control resisters )
 AD変換器に関する初期設定3
        ・EOS : End of sequency    1を立てると、複数チャネルを同時に変換するモードにて最後のチャネルであることを示す

        ・SREFx : AD変換に使用する基準電圧を+側・-側ともに選択
        // 000 VR+ = AVCC     and VR- = AVSS
        // 001 VR+ = VREF+   and VR- = AVSS
        // 010 VR+ = VeREF+ and VR- = AVSS
        // 011 VR+ = VeREF+ and VR- = AVSS
        // 100 VR+ = AVCC     and VR- = VREF-/ VeREF- 
        // 101 VR+ = VREF+   and VR- = VREF-/ VeREF- 
        // 110 VR+ = VeREF+ and VR- = VREF-/ VeREF- 
        // 111 VR+ = VeREF+ and VR- = VREF-/ VeREF

        ・INCHx : AD変換するチャネルを選択 ( 1010のTDは内部温度を測れる内蔵温度センサ )
        //  0000 A0,       0001 A1,            0010 A2,          0011 A3,              0100 A4,
        //  0101 A5,       0110 A6,            0111 A7,          1000 VeREF+,      1001 VREF- /VeREF-
        //  1010 Temperature diode,         1011 (AVCC - AVSS) / 2
        //  1100 GND,     1101 GND,         1110 GND,        1111 GND


<68行> 
67.   // setup Timer_B //
68.   TBCTL = TBSSEL_2 + ID_0 + MC_1 + TBIE;
 タイマーBに関する初期設定1
 ( U. G. P.391   13.3.1 Timer_B Control Register TBCTL )

        ・TBSSEL : タイマーBのクロックソースを選択
        //   00 TBCLK :外部入力のタイマー用クロック(P1.0 TBCLK)
        //   01 ACLK  :補助クロック(外部32768HZ発振子) /(div)
        //   10 SMCLK :サブシステムクロック(DCOから) /(div)
        //   11 INCLK :外部入力クロック(P2.1 TAINCLK)


<74-75行> 
74.   TBCCR0 = Tpwm;

75.   TBCCR1 = Tpwm*0.3;
        ・TBCCRx : 各チャネルごとにコンペアマッチする値を指定する(タイマーの周期やデューティを指定)


<76-77行> 
76.   TBCCTL0 = CCIE;

77.   TBCCTL1 = OUTMOD_7;     //
        ・TBCCTLx : 各チャネルごとにタイマーの設定をする 

<89-100行> 
93.   #pragma vector = TIMERB0_VECTOR     // Datasheet; Interrupt Vector Addresses P.16
94.    __interrupt void TIMER_B0(void)     // Timer interrupt 発生時に割り込む関数の定義
95.    {

99.    }        ・タイマーBによる割り込み動作を記述する


<117行> 
117.  ADC12CTL0 |= ADC12SC;           // ADC12 enable, start conversion
        ・SCフラグを立ててADC12の変換開始する。変換が終了すると自動的にSC=0となるから、
    もう一度変換をかけたいときはもう一度SC=1とすればいい。


<122行> 
122.   if(INTERRUPT_FLAG == 1){    }
        ・タイマーBの割り込み時にINTERRUPT_FLAGが立つので、そのつど if ルートに入る


<123行> 
123.   AD0 = ADC12MEM0;
       ・A0の変換結果はADC12MEM0に格納されるので、int型変数AD0に読みだす。

以上。
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これで、ボタンスイッチ入力・PWM出力・AD変換・割り込み[タイマー、AD変換]までできるようになりました。
次回はポートからの割り込みとLCDへの出力あたりを書けたらなと思います。

2018年10月21日日曜日

ECCE2018参加報告

こんにちは,研究室で燻製パーティをしたいと思っているD2の楠見です.
報告が遅くなりましたが,9月23日から27日までアメリカで開催された国際会議ECCE2018で私と石原くんが発表してきました.
今回の開催場所はアメリカ北西のポートランドという,クラフトビールが盛んな場所です.グルメ関係は石原くんがまた書いてくれます.

こちらが学会会場のオレゴンコンベンションセンターです.ガラス張りの部分が一瞬ルーブル美術館かと思ってしまいますねー

こちらがコンベンションセンターの中です.なんか,いかついトゲトゲがある(笑)
私たちの発表はどちらも26日なのでそれまでは,発表資料に磨きをかけたり,他の発表を見たりしていました.さすがECCEなだけあって内容はどれもハイレベルですね!

そして,ストイックな私たちは,晩ご飯の後も,ホテルで発表資料のブラッシュアップを忘れません.

さぁ,いよいよ本番です.
ガラディナー前のセッションということもあり,部屋は満員.
そんな中,大きなミスもなく無事に発表終了しました.(質疑は少し手こずりましたがw)

こちらがディナーの様子です.
バーやゲームコーナーなどがいたるところに出るのがECCEの文化だそうです.
今回の学会はディナーより前に発表が終わったのでかなり気楽でした.

こんな感じで,私にとって初のECCEが終わりました.
来年も参加できるように,日々研究を進めていきます.


今回,私たちが発表した論文
・Takayuki Kusumi, Takuto Hara, Kazuhiro Umetani and Eiji Hiraki, “Rotor Configuration Which Reduces Copper Loss of Switched Reluctance Motors With Suppression of Torque Ripple and Input Current Ripple”
・Masataka Ishihara, Kazuhiro Umetani and Eiji Hiraki, “Impedance Matching to Maximize Induced Current in Repeater of Resonant Inductive Coupling Wireless Power Transfer Systems”