2018年10月25日木曜日

風邪予防

こんにちは、地元の祭りで声がガラガラのB4三島です。

もうすっかり秋になって、夜はかなり冷えるようになってきましたね。

こういう季節の変わり目は、風邪をひきやすいといいます。

最近、研究室でも風邪が流行っているということで、教授の平木先生が大量のミカンを取り寄せていただきました。


昨日届いたときは5kgもあったのに、今はこんなに少なくなってしまいました(笑)

おいしいミカンをたくさん食べて風邪を予防し、この寒さを乗り切っていきます!


2018年10月24日水曜日

MSP430マイコン 備忘録2 (MSP430F2619)

 M2の小西です。
今回もMSPマイコンについて備忘録2を記します。

<プログラム内容>
可変抵抗を動かしてアナログ指令値を変えることで、PWM変調にてLEDの明るさを更新させます。また、分周したクロックも別のLEDに出力することで可視化します。

ピン配置と役割は以下の通り。
P4.1 -> Red LED........; PWM変調調光
P4.2 -> Blue LED.......; 1Hz クロックで点滅
P4.3 -> Green LED.....; 2kHz クロックで点滅
P6.0 -> 可変抵抗入力..; AD変換入力

メインクロックとは別でクロックが2つもあるのは、メインクロックから別のクロックを作ってみるテストです。


まずはフローチャート
Timer-Bのコンペアマッチに反応してG_LEDを反転させCLK1が生成される。CLK1に従ってインクリメントするTB_CM変数がTpwm2にコンペアマッチすると、B_LEDが反転し、CLK2が生成される。

次に、回路図。
3つのLEDはタイマーBの出力に割り当てられているポート4にそれぞれ接続。可変抵抗の中間電位をA0に入力してアナログ指令値を得る

また、実験風景。
各LEDの役割は示した通り。下記の動画では、左上の可変抵抗をグリグリ回して赤LEDの明るさを変化させる


可変抵抗を回すことで赤LEDの明るさが変化しています。青LEDは約1Hzで、緑LEDは視認できませんが2kHzで点滅しているのが確認できます。



サンプルコード
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前回の備忘録1でも触れた内容については触れず、新しく出てきたところだけ触れていきます。

<51行> 
50.   // Setup ADC //   The ADC12OSC is generated internally and is in the 5-MHz range
51.   ADC12CTL0  = SHT0_2 + SHT1_2 + REFON + ADC12ON;
 AD変換器に関する初期設定1
 ( U. G. P.575   23.3.1 ADC12CTL0,  ADC12 Control Register 0 )
        ・SHT0x,1x : ADC12の0チャネル-7チャネル, 8チャネル-15チャネルに関する
          Sample Hold Timeを指定する。ADC用クロックを何周期使ってアナログ入力値を
          安定させるかを決めます。

//      0000:4       ADC12CLK cycles     0001:8    ADC12CLK cycles
//      0010:16     ADC12CLK cycles     0011:32   ADC12CLK cycles
//      0100:64     ADC12CLK cycles     0101:96   ADC12CLK cycles
//      0110:128   ADC12CLK cycles     0111:192  ADC12CLK cycles
//      1000:256   ADC12CLK cycles     1001:384  ADC12CLK cycles
//      1010:512   ADC12CLK cycles     1011:768  ADC12CLK cycles
//      1100:1024 ADC12CLK cycles     1101:1024 ADC12CLK cycles
//      1110:1024 ADC12CLK cycles     1111:1024 ADC12CLK cycles


        ・MSC : マルチサンプリング変換フラグ。AD変換は16チャネル用意されているが、あるタイミングで
       全てのチャネルの変換を開始する場合に立てる。 
      
        ・REFON : 変換に使用する基準電圧をマイコン内部で生成するか決定する。使わないならエコのためOFF
        ・REF2_5V : 内蔵基準電圧の値を決める
   //   0 : 1.5V
   //   1 : 2.5V

        ・ADC12ON : 1を立てるとADC12が起動する
        ・ENC : Enable Convertion 1を立てるとAD変換が使用可能になる
        ・ADC12SC : 初期設定完了後に、1を立てたときからAD変換が開始される



<52行> 
52.   ADC12CTL1  = SHP + ADC12SSEL_0;
 ( U. G. P.577   23.3.2 ADC12CTL1,  ADC12 Control Register 1 )
 AD変換器に関する初期設定2
        ・SHSx : Sample and Hold を開始するソースを選択する, Timerを選択するとCMがフラグとなる
   //   00 : ADC12SC bit           01 : Timer_A.OUT1
   //   10 : Timer_B.OUT0        11 : Timer_B.OUT1

        ・SHP : Sample and Hold のモード選択
   //   0 : SAMPCON signal is sourced from the sample-input signal.
   //   1 : SAMPCON signal is sourced from the sampling timer.

        ・ADC12SSELx : AD変換のクロックソースを選択
   //   00 : ADC12OSC     01 : ACLK
   //   10 : MCLK             11 : SMCLK

<54行> 
54.   ADC12MCTL0 = SREF_0 + INCH_0;    // VRef = AVcc, channel = A0
 ( U. G. P.578   23.3.4 ADC12MCTL0,  ADC12 Conversion Memory Control resisters )
 AD変換器に関する初期設定3
        ・EOS : End of sequency    1を立てると、複数チャネルを同時に変換するモードにて最後のチャネルであることを示す

        ・SREFx : AD変換に使用する基準電圧を+側・-側ともに選択
        // 000 VR+ = AVCC     and VR- = AVSS
        // 001 VR+ = VREF+   and VR- = AVSS
        // 010 VR+ = VeREF+ and VR- = AVSS
        // 011 VR+ = VeREF+ and VR- = AVSS
        // 100 VR+ = AVCC     and VR- = VREF-/ VeREF- 
        // 101 VR+ = VREF+   and VR- = VREF-/ VeREF- 
        // 110 VR+ = VeREF+ and VR- = VREF-/ VeREF- 
        // 111 VR+ = VeREF+ and VR- = VREF-/ VeREF

        ・INCHx : AD変換するチャネルを選択 ( 1010のTDは内部温度を測れる内蔵温度センサ )
        //  0000 A0,       0001 A1,            0010 A2,          0011 A3,              0100 A4,
        //  0101 A5,       0110 A6,            0111 A7,          1000 VeREF+,      1001 VREF- /VeREF-
        //  1010 Temperature diode,         1011 (AVCC - AVSS) / 2
        //  1100 GND,     1101 GND,         1110 GND,        1111 GND


<68行> 
67.   // setup Timer_B //
68.   TBCTL = TBSSEL_2 + ID_0 + MC_1 + TBIE;
 タイマーBに関する初期設定1
 ( U. G. P.391   13.3.1 Timer_B Control Register TBCTL )

        ・TBSSEL : タイマーBのクロックソースを選択
        //   00 TBCLK :外部入力のタイマー用クロック(P1.0 TBCLK)
        //   01 ACLK  :補助クロック(外部32768HZ発振子) /(div)
        //   10 SMCLK :サブシステムクロック(DCOから) /(div)
        //   11 INCLK :外部入力クロック(P2.1 TAINCLK)


<74-75行> 
74.   TBCCR0 = Tpwm;

75.   TBCCR1 = Tpwm*0.3;
        ・TBCCRx : 各チャネルごとにコンペアマッチする値を指定する(タイマーの周期やデューティを指定)


<76-77行> 
76.   TBCCTL0 = CCIE;

77.   TBCCTL1 = OUTMOD_7;     //
        ・TBCCTLx : 各チャネルごとにタイマーの設定をする 

<89-100行> 
93.   #pragma vector = TIMERB0_VECTOR     // Datasheet; Interrupt Vector Addresses P.16
94.    __interrupt void TIMER_B0(void)     // Timer interrupt 発生時に割り込む関数の定義
95.    {

99.    }        ・タイマーBによる割り込み動作を記述する


<117行> 
117.  ADC12CTL0 |= ADC12SC;           // ADC12 enable, start conversion
        ・SCフラグを立ててADC12の変換開始する。変換が終了すると自動的にSC=0となるから、
    もう一度変換をかけたいときはもう一度SC=1とすればいい。


<122行> 
122.   if(INTERRUPT_FLAG == 1){    }
        ・タイマーBの割り込み時にINTERRUPT_FLAGが立つので、そのつど if ルートに入る


<123行> 
123.   AD0 = ADC12MEM0;
       ・A0の変換結果はADC12MEM0に格納されるので、int型変数AD0に読みだす。

以上。
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これで、ボタンスイッチ入力・PWM出力・AD変換・割り込み[タイマー、AD変換]までできるようになりました。
次回はポートからの割り込みとLCDへの出力あたりを書けたらなと思います。

2018年10月21日日曜日

ECCE2018参加報告

こんにちは,研究室で燻製パーティをしたいと思っているD2の楠見です.
報告が遅くなりましたが,9月23日から27日までアメリカで開催された国際会議ECCE2018で私と石原くんが発表してきました.
今回の開催場所はアメリカ北西のポートランドという,クラフトビールが盛んな場所です.グルメ関係は石原くんがまた書いてくれます.

こちらが学会会場のオレゴンコンベンションセンターです.ガラス張りの部分が一瞬ルーブル美術館かと思ってしまいますねー

こちらがコンベンションセンターの中です.なんか,いかついトゲトゲがある(笑)
私たちの発表はどちらも26日なのでそれまでは,発表資料に磨きをかけたり,他の発表を見たりしていました.さすがECCEなだけあって内容はどれもハイレベルですね!

そして,ストイックな私たちは,晩ご飯の後も,ホテルで発表資料のブラッシュアップを忘れません.

さぁ,いよいよ本番です.
ガラディナー前のセッションということもあり,部屋は満員.
そんな中,大きなミスもなく無事に発表終了しました.(質疑は少し手こずりましたがw)

こちらがディナーの様子です.
バーやゲームコーナーなどがいたるところに出るのがECCEの文化だそうです.
今回の学会はディナーより前に発表が終わったのでかなり気楽でした.

こんな感じで,私にとって初のECCEが終わりました.
来年も参加できるように,日々研究を進めていきます.


今回,私たちが発表した論文
・Takayuki Kusumi, Takuto Hara, Kazuhiro Umetani and Eiji Hiraki, “Rotor Configuration Which Reduces Copper Loss of Switched Reluctance Motors With Suppression of Torque Ripple and Input Current Ripple”
・Masataka Ishihara, Kazuhiro Umetani and Eiji Hiraki, “Impedance Matching to Maximize Induced Current in Repeater of Resonant Inductive Coupling Wireless Power Transfer Systems”

2018年10月18日木曜日

秋のはじまり

こんにちはB4の小田です.

皆さんは何をみたり、感じたりして秋を感じるでしょうか?
僕はイチョウの葉っぱが落ちているのを見て秋を感じます.

大学構内で、イチョウが落ちているのを見かけるようになり、もう秋になったんだなぁと感じるこの頃です.
道の所々にイチョウと銀杏(ぎんなん)
今はまださほど紅葉しておらず、木々も青々としていますが、
さらに秋が深まってくると街路樹は真っ黄色に、
道は葉っぱとギンナンで覆い尽くされます.
イチョウで覆い尽くされた大学構内は、見渡す限り一面の銀(杏)世界です.
その季節になったらまた写真を撮ってブログに載せたいと思います!

いまはまだ殆ど落ちていない


2018年10月17日水曜日

熱々おでん2018

  こんにちは。最近、食事の栄養バランスが悪いと感じているB4の霜村です。

  今回はもうすぐ冬ということでおでんについて書きたいと思います。
 去年、EPC研究室ではおでん鍋を購入し、冬におでんをつくったそうです。
 詳しくはこちらに記事で→ http://epc-lab.blogspot.com/2017/12/blog-post_18.html


 今年も少し早いですが、おでんを作ってみました。
作製したおでん

・・・少々具を入れすぎました。予定ではさらにはんぺんとウインナーが入る予定でした。
だしはかつおと昆布の合わせだしです。練り物やだいこんなどの下処理もばっちりです。

そして気になる味は・・・まずまず、ダシが効いてて安心しました。

もう少しすると寒い冬がやってきますが、そんな中でも熱々のおでんで頑張っていきたいです。それでは!





2018年10月15日月曜日

24回目の...

BLOG更新担当をすっかり忘れてしまっていたM2の近藤です。

今日研究室に来ると同じ居室のM2のケンフィーからとあるものを受け取りました。
それがこちら。

お菓子と寄せ書き...



そう,本日はワタシの24回目の誕生日だったのです!

ついでに写真も撮ってくれました
どや顔で見苦しいため写真のサイズはあえて小さくしています)

自分でも忘れかけていた誕生日ですがやはり祝ってもらえるのはうれしいことですね!
そんなこんなでこれからも研究室のメンバーで仲良くやっていきたいと思います。
ありがとうございました!

2018年10月12日金曜日

電灯交換

お久しぶりです。一寸先は闇の中川です。

話すネタが全くないので今日は先日研究室でやった電灯交換についてお話ししたいと思います。

電灯交換中は照明がないため、日が差すお昼のうちに終わらせようと思って開始したのですが、予想外に時間がかかり、日が暮れても作業が終わりませんでした。

暗い中でもパソコンの前にかじりついて研究している同期や先輩方をみて少し恐怖を感じました。

(実際メインで作業をしていたのはB4の霜村くんと先輩の尾崎さんであり、僕はほんの少し手伝っただけなので、さも自分が頑張ってやったかのようにブログを書いていることに反感を買いそうで怖いです。。。)

そんなこんなで新しい電灯がこちらです。
スタイリッシュでいい感でぃですね
これで僕の未来も明るく照らしてほしいです。


2018年10月8日月曜日

岡山大学ホームカミングデイ2018でミニ四駆を展示します!

はいどうも,朝に弱いB4の小林です.
春眠暁を覚えずなんて言いますけど,オールシーズン暁を覚えない男が僕です.

さてさて今日は,岡山大学のイベントを宣伝したいと思います.
その名も「岡山大学ホームカミングデイ2018」です! タイトル見れば分かるよっていうのは言わないお約束.
岡山大学HPより.詳細はリンクでどうぞ
 (岡山大学HPリンク:http://www.okayama-u.ac.jp/tp/alumni/homecoming2018.html)

実はこれに研究室紹介なるものがありましてですね,それにEPC研究室も出展する予定なのです.
簡単な研究紹介のポスター展示をするのと,デモンストレーション的にワイヤレスミニ四駆を走らせてみよう,なんていう風に考えています.

というワケで再び組み上げられた”ヤツ”

僕らは電気通信系学科の懇親会の前に設けられた研究室紹介の時間にて展示をします.
これの日程についてもリンクを参照してください.
 (電気通信系学科ホームカミングデイHPリンク:https://www.eng.okayama-u.ac.jp/ec/alumni/homecomming/)
申し込みが14日までだと助かるらしいので,もう少し早く宣伝しておけばよかったな~と少し後悔......

ですがせっかくのイベント事ですので,お暇があればいらっしゃってください.

2018年10月3日水曜日

EPE'18の旅(ラトビア編)

こんにちは! M1の搆口です.
今回は前回に引き続きEPE'18の旅を紹介したいと思います.

ベルギーでの会議も終わり,9/15に我々は学会が行われるラトビア共和国のリガへ入りました.今回のEPE'18では石原先輩と私の両方が口頭での発表のチャンスを得ることができました.
発表を行ったのは以下の2つです.
 石原さん
427-Improving Roubustness Against Variation in Resonance Frequency for Repeater of Resonant Inductive Coupling Wireless Power Transfer Systems


359-Application of Automatic Resonant Frequency Tuning Circuit to Indcution Heating System

EPE'18は9/17からの開催でしたのでそれまでは発表資料の改善や発表練習,その合間にリガ市内を散策したりしました.

リガ国際空港に到着

空港内ではすごい名前の寿司屋を発見

リガ市内の様子,バスに路面電車など公共交通が盛ん
9/17になり,会場がオープンしました.そこで会場に潜入し,下見を行いました.(17日は発表がなく広々と下見ができました.私たちの発表は石原さんが9/19,私が9/20でした.)

EPE'18の会場,KIPSALA INTERNATIONAL EXHIBITION CENTRE 
ポスターセッションの会場
準備中の会場を下見
ほかのセッションに参加したり,発表練習を行うこと数日.緊張しつつも発表本番に臨みました.まず石原先輩の発表がありました.堂々とした発表で大先輩の実力を感じました.
石原さんの堂々とした発表
その翌日に私の発表がありました.今考えるとややうつむき加減であるなど反省点は多いと感じました.

私の発表
なんとか発表を終えることができましたがまだまだ学ぶべきことは多いと感じ,今後も努力を重ねたいと思います.

学会も終わり,リガ滞在の最終日.冷たい雨に見送られてリガ国際空港から私は帰国の途に,石原先輩は別の学会ECCE2018に参加するためにアメリカへ向け出発しました.

雨の中の出発,駐機場を歩いて航空機に向かう貴重な経験