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2020年11月6日金曜日

MSP430マイコン 備忘録3 (MSP430F2619)

こんにちは。D2の小西です。
かなり長い間記事を書いておらず、久々の投稿になります。
とりあえず、この備忘録も今回で一旦キリが良いところまで来ました。 

<プログラム内容>
本プログラムでは、LPM(Low Power Mode)ごとの違い、DACの使い方、IOピンによる割り込み、について触れる。DAC1にはA0~A2(ADC)の平均値が直接出力され(最もシンプルな入出力関係)、DAC0にはTimerBに紐づいた内部カウンタを利用したアナログ三角波電圧が出力されアナログ的にLEDを調光する。
GPIOピン(P2.4の押しボタン)の立ち下がり割り込みによって入るLPMを切り替える。LPM3ではDCOが停止するため、TimerBのクロックソースもLFXT1Sに切り替える。LPMごとにLEDの調光周波数を変化させて、現在のモードを可視化する。
  P5.4 -> MCLK.....; MCLKを出力・監視
  P5.5-> SMCLK....; SMCLKを出力・監視
  P5.6 -> ACLK.....; ACLKを出力・監視

・Low Power Mode:LPMとは、プロセッサの消費電力を抑えるために、不必要なときには高速なクロックシステム自体を停止させる動作モードのことを指す。モードによって停止するクロックシステムの深度が異なり、より多くのクロックを停止させた方が消費電力を抑制できる。 

MSP430F2619のLPMとクロックシステムの可否の対応を下記に示す。 
Mode        Enable / Disable
Active        CPU, MCLK, SMCLK, DCO        Nothing
LPM0        SMCLK, DCO                          CPU, MCLK are disabled
LPM2        ACLK, DC generator              CPU, MCLK, SMCLK, DCO are disabled.
LPM3        ACLK                              CPU, MCLK, SMCLK, DCO are disabled. DC generator disabled.
LPM4        Non active                             CPU and all clocks disabled


MSP430x2xx Family User's Guide.pdfには、“2.4 Principles for Low-Power Applications Often, the most important factor for reducing power consumption is using the MSP430 clock system to maximize the time in LPM3.“、とある。すなわち、制御周期中にいかに長時間LPM3に潜ることができるかが低消費電力システムを構築する要である。 



ピン配置と役割は以下の通り。
P2.4 -> Push Botton...; 割り込みトリガ用プルアップ押しボタン

P4.0 -> Yellow LED....; TimerBを出力する(ここがLPM復帰のトリガとなる)
P4.1 -> Red LED........; LPM3のときだけ点灯する(ステータス表示)
P4.2 -> Blue LED.......; LEDを調光する三角波がUp modeのときだけ点灯する
P4.3 -> Green LED.....; LPM0のときだけ点灯する(ステータス表示)

P5.4 -> MCLK.....; MCLKを出力・監視
P5.5-> SMCLK.....; SMCLKを出力・監視
P5.6 -> ACLK......; ACLKを出力・監視

P6.0 ~ P6.2 -> 可変抵抗を入力..; ADC入力
P6.6 -> DAC0.....; ADCの変換結果を直接出力する
P6.7 -> DAC1.....; TimerBのカウンタを利用して、アナログ三角波電圧を出力する


まずはフローチャート
TimerBのコンペアマッチが発生すると、LPMから脱出してActive Modeに戻ってくる。アップモードかダウンモードかに従ってTimer counterの値をインクリメント/デクリメントして、アナログ的に三角波を生成する。LPM中にボタン(P2.4)が押されて入れれば、フラグを切り替えて次に入るLPMを切り替える。


次に、回路図。
可変抵抗の中間電位をA0~A2に入力してアナログ指令値を得る。DAC0、DAC1、ポート4に各種LEDを接続する。

また、実験風景。
LEDの役割は図に示した通り。

実験の様子を撮影した動画・結果
左上のプルダウンボタンを押すことでLPM0->(0:06)->LPM3->(0:11)-> LPM0->(0:14)-> LPM3と切り替えている。()内の数字は動画のタイムスタンプを表している。


下記はLPM0のときとLPM3のときの測定結果です。LMP0に入ったときは、MCLKは停止しているがSMCLKは動作している。また、LPM3に入ったときは、MCLK, SMCLKともに停止しており、低消費電力に動作しようとしている。
  LPMode_FLAG = 0 (LPM0)              LPMode_FLAG = 1 (LPM3)

サンプルコード
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Blog: DAC, LPM(GitHub Gist)
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前回の備忘録1,2でも触れた内容については触れず、新しく出てきたところだけ触れていきます。

<52~67行> 
54. DAC12_1CTL |= DAC12SREF_2 + DAC12IR + DAC12AMP_2;
55. DAC12_0CTL |= DAC12SREF_2 + DAC12IR + DAC12AMP_2;
    DA変換器に関する初期設定
 ( U. G. P.588   25. DAC12_xCTL, DAC12 Control Register )
 ・DAC12SREFx : DACに使用する基準電圧を選択する
   00 VREF+    01 VREF+
   10 VeREF+   11 VeREF+

 ・DAC12IR : 許容できる入力電圧の範囲を指定する
   0: DAC12 full-scale output = 3x reference voltage
   1: DAC12 full-scale output = 1x reference voltage

 ・DAC12AMPx : DAC12の入力および出力アンプのセトリング時間と消費電流を選択
                           Input Buffer                Output Buffer
            000         Off DAC12 off,          output high Z
            001         Off DAC12 off,          output 0 V
            010         Low speed/current       Low speed/current
            011         Low speed/current       Medium speed/current
            100         Low speed/current       High speed/current
            101         Medium speed/current    Medium speed/current
            110         Medium speed/current    High speed/current
            111         High  speed/current     High speed/current

66. DAC12_1DAT = 0x000;
 ・DACの出力電圧を決定するレジスタ
  DAC12SREFで指定した基準電圧を4095=2^12-1として、"所望の電圧÷Vref×4095" を指定する。


<71~81行>
73. ADC12CTL0 = SHT1_3 + SHT0_3 + REFON + ADC12ON + MSC;
 ・複数のチャンネルをまとめて変換させるときはMSC(Multiple sample and conversion)ビットを立てる。

80. ADC12MCTL3 = SREF_1 + INCH_10 + EOS;
 ・複数のチャンネルをまとめて変換させるとき、使用する最後のMCTLxに
  EOS(End of Sequence)ビットを立てる。


<91~115行>
103. P5SEL |= MCLK | SMCLK | ACLK;
 ・GPIOのI/Oピン以外の機能を使用する

111. P2IE |= P2LPM; // P2.4 interrupt enabled [JP10]
 ・ポート2の4番ピンの割り込みを許可する

112. P2IES |= P2LPM; // 0: low-to-high edge 1: high-to-low edge
 ・割り込みのトリガ極性を指定する。

113. P2IFG &= ~P2LPM; // P2 IFG cleared
 ・割り込みフラグのクリア


<193行~>
202. __bis_SR_register(GIE); // 汎用割り込み許可
 ・割り込みを使ってLPMから復帰することがほとんどなため必須

206. DAC12_0CTL |= DAC12ENC; // DAC go working
 ・DACを起動・使用可能にする。 停止させれば低消費電力が図れる。


<302~313行>
304. __bis_SR_register(LPMx0_bits + GIE); // Enter LPM0 w/ interrupts 
 ・LPMxに入るときのコマンド。 おそらく、この1行を実行した段階でLPMに入り、
  while文の中ではあるがこのコマンドの行でLPM復帰待ち状態で停止する。


以上。
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これで、MSP430シリーズの最大の売りである低消費電力/LPMを使えるようになりました。
次回は続くかどうかは分かりませんが、I2Cやシリアル通信なんかを使って周辺素子と接続できればなと思います。

2020年8月29日土曜日

IEEE Transactions on Industry Applicationsに採択

どうも,おうちご飯と親知らず抜歯の影響で,
食べるスピードの遅さに磨きがかかっているドクターの楠見です.

IEEE Transactions on Industry Applicationsに投稿していたジャーナルが採択され,
IEEE Xploreでも見ることができるようになりました!!

Title: Simultaneous Tuning of Rotor Shape and Phase Current of Switched Reluctance Motors for Eliminating Input Current and Torque Ripples with Reduced Copper Loss
Author: Takayuki Kusumi; Takuto Hara; Kazuhiro Umetani; Eiji Hiraki
URL: https://ieeexplore.ieee.org/document/9165121
IEEE Xploreの画面と一緒に記念写真

何度も見返しながらニヤニヤが止まりません.

電気自動車用スイッチトリラクタンスモータの回転子形状に関する論文で,
ECCE2018で発表した内容がベースになっています.

参考文献として使ってください.

どんどん論文を書くぞ~!!
それでは今回はこの辺で.

2019年4月19日金曜日

自己紹介(B4秋間、B4畠中)

こんばんは。
EPC研究室配属になりました、新B4の畠中と秋間です。
初めての投稿であるということで、自己紹介をさせていただきます。
名前:秋間雅宏
出身地:島根県
趣味:運動,麻雀,アニメ
ひとこと
専門的な知識が浅く日々学ぶことばかりです…
質問ばかりで先輩方には迷惑をおかけするかもしれませんがよろしくお願いします!

名前:畠中優介
出身地:高知県
趣味:水泳
出身校:高知高専
ひとこと:僕は高知高専から3年次編入で岡山大に入学しました。高専ではパワエレについて研究しており、大学でも同じ研究をしたいと思いこの研究室を希望しました。新しく学ぶことが多く、日々勉強の毎日を送っています。これからさらに力を身に着けていけるよう、頑張ります!


作業中の畠中と秋間

先日秋間が韓国に行った時のカジノの写真

3月末から12号館に通い始めはや1ヶ月……
回路ゼミは思った以上に大変ですが、頑張ります!



2019年2月7日木曜日

修論・卒論発表会に向けてもうひと踏ん張り!!

どうも,ECCEのダイジェストを投稿したばかりのドクター楠見です.

最近, M2とB4が頑張っている修論と卒論ですが,発表日まで1週間を切りました.
みんな資料作成など,ラスト1週間,もうひと踏ん張りです.

B4にとって卒論発表は最初の研究発表であるため,先輩たちが発表資料について指導しています.
三島くん(B4)に熱い指導をする搆口くん(M1)と小西くん(M2)

さらに実験室では,よりよいデータを修論発表で見せられるように,実験データをアップデートしています.
最後まで手を抜かないところが素晴らしいですね!
白川くん(D2)と協力して実験データをアップデートする尾崎くん(M2)

みんな頑張った成果が出せるといいですね!

とか言う私ですが,
修論発表会と同じ日(14日)に,国際会議IEEE-ICIT2019での発表が待ち受けています.
Title: Core Loss Modeling Based on Equivalent Circuit for Switched Reluctance Motors

ですので,実は私も修論・卒論組と一緒に頑張っています.
国際会議の様子はまたアップロードします.

それでは,また!

2019年1月13日日曜日

研究のお供!

こんにちは!
最近,日本酒とクラフトビールにどっぷりはまっているB4の三島です.

時が経つのは早いもので,気付けばもう年が変わって1月になっていました.
正月が明けて,今年は研究を頑張ろうと意気込んだ矢先,1か月後には卒論が
迫ってきました.

研究室内でも,同期のB4や,M2の先輩方は卒論・修論に向けて毎日夜遅くまで
研究・論文執筆に取り組んでいます.

私もみんなに負けないようにこれからさらにギアを上げていこうということで,
今回は最近の研究のお供について少し紹介しようと思います.

まずは学生部屋の私の机の引き出しの中をご覧ください!

机の引き出しの中...(汚いのはご了承ください笑)

なんと私の机の引き出しの中はお菓子や飲み物,スープであふれかえっています!笑
実は,卒論に向けて自分で買ったり,帰省の際実家から持って帰ってきたりして
たくさん蓄えてきました(汗)

甘いものが好きな私は気分転換でお菓子を食べるのが好きなのです.
また,夜型の私にとって寒い冬の夜を乗り切るためには,コーヒーや紅茶,
カップスープが必要不可欠です!

この心強いお供を武器にあと1か月,エンジン全開で頑張ります!

2018年11月14日水曜日

最近の研究室の様子 ~マジカルウィング再び~

最近,ウイスキーの燻製に失敗してへこんでいるドクターの楠見です. ここしばらく研究室は,今月の28日(水)~30日(金)に横浜で開催されるMWE2018での講演や展示に向けて,EPC研ワイヤレス給電チームを中心に一丸となっています.

開催期間中の展示ブースでは,今年の3月に開催された「プラ電車ワイヤレス給電レース」の優勝マシンを展示します.さらに今回は,展示期間中常に走り続けられるよう,車両やコースに改良を加えています.
改良されたプラ電車

さらに28日(水)にはワイヤレス給電技術について梅谷先生とD2石原君が講演します.
MWEはマイクロ波の専門家が集まる学会で,私たちの分野とは少々異なります.
ということで,ワイヤレス給電の基礎や最新動向に関してパワーエレクトロニクスの視点から講演します.
資料作りで大忙しの石原くん

その他,ポスターや小物の作成をみんなで分担しています.
ポスターを作っているM2大畑くん

当日の様子はまたアップロードされると思います.
というわけで,今回はこのあたりで.

2018年10月24日水曜日

MSP430マイコン 備忘録2 (MSP430F2619)

 M2の小西です。
今回もMSPマイコンについて備忘録2を記します。

<プログラム内容>
可変抵抗を動かしてアナログ指令値を変えることで、PWM変調にてLEDの明るさを更新させます。また、分周したクロックも別のLEDに出力することで可視化します。

ピン配置と役割は以下の通り。
P4.1 -> Red LED........; PWM変調調光
P4.2 -> Blue LED.......; 1Hz クロックで点滅
P4.3 -> Green LED.....; 2kHz クロックで点滅
P6.0 -> 可変抵抗入力..; AD変換入力

メインクロックとは別でクロックが2つもあるのは、メインクロックから別のクロックを作ってみるテストです。


まずはフローチャート
Timer-Bのコンペアマッチに反応してG_LEDを反転させCLK1が生成される。CLK1に従ってインクリメントするTB_CM変数がTpwm2にコンペアマッチすると、B_LEDが反転し、CLK2が生成される。

次に、回路図。
3つのLEDはタイマーBの出力に割り当てられているポート4にそれぞれ接続。可変抵抗の中間電位をA0に入力してアナログ指令値を得る

また、実験風景。
各LEDの役割は示した通り。下記の動画では、左上の可変抵抗をグリグリ回して赤LEDの明るさを変化させる


可変抵抗を回すことで赤LEDの明るさが変化しています。青LEDは約1Hzで、緑LEDは視認できませんが2kHzで点滅しているのが確認できます。



サンプルコード
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前回の備忘録1でも触れた内容については触れず、新しく出てきたところだけ触れていきます。

<51行> 
50.   // Setup ADC //   The ADC12OSC is generated internally and is in the 5-MHz range
51.   ADC12CTL0  = SHT0_2 + SHT1_2 + REFON + ADC12ON;
 AD変換器に関する初期設定1
 ( U. G. P.575   23.3.1 ADC12CTL0,  ADC12 Control Register 0 )
        ・SHT0x,1x : ADC12の0チャネル-7チャネル, 8チャネル-15チャネルに関する
          Sample Hold Timeを指定する。ADC用クロックを何周期使ってアナログ入力値を
          安定させるかを決めます。

//      0000:4       ADC12CLK cycles     0001:8    ADC12CLK cycles
//      0010:16     ADC12CLK cycles     0011:32   ADC12CLK cycles
//      0100:64     ADC12CLK cycles     0101:96   ADC12CLK cycles
//      0110:128   ADC12CLK cycles     0111:192  ADC12CLK cycles
//      1000:256   ADC12CLK cycles     1001:384  ADC12CLK cycles
//      1010:512   ADC12CLK cycles     1011:768  ADC12CLK cycles
//      1100:1024 ADC12CLK cycles     1101:1024 ADC12CLK cycles
//      1110:1024 ADC12CLK cycles     1111:1024 ADC12CLK cycles


        ・MSC : マルチサンプリング変換フラグ。AD変換は16チャネル用意されているが、あるタイミングで
       全てのチャネルの変換を開始する場合に立てる。 
      
        ・REFON : 変換に使用する基準電圧をマイコン内部で生成するか決定する。使わないならエコのためOFF
        ・REF2_5V : 内蔵基準電圧の値を決める
   //   0 : 1.5V
   //   1 : 2.5V

        ・ADC12ON : 1を立てるとADC12が起動する
        ・ENC : Enable Convertion 1を立てるとAD変換が使用可能になる
        ・ADC12SC : 初期設定完了後に、1を立てたときからAD変換が開始される



<52行> 
52.   ADC12CTL1  = SHP + ADC12SSEL_0;
 ( U. G. P.577   23.3.2 ADC12CTL1,  ADC12 Control Register 1 )
 AD変換器に関する初期設定2
        ・SHSx : Sample and Hold を開始するソースを選択する, Timerを選択するとCMがフラグとなる
   //   00 : ADC12SC bit           01 : Timer_A.OUT1
   //   10 : Timer_B.OUT0        11 : Timer_B.OUT1

        ・SHP : Sample and Hold のモード選択
   //   0 : SAMPCON signal is sourced from the sample-input signal.
   //   1 : SAMPCON signal is sourced from the sampling timer.

        ・ADC12SSELx : AD変換のクロックソースを選択
   //   00 : ADC12OSC     01 : ACLK
   //   10 : MCLK             11 : SMCLK

<54行> 
54.   ADC12MCTL0 = SREF_0 + INCH_0;    // VRef = AVcc, channel = A0
 ( U. G. P.578   23.3.4 ADC12MCTL0,  ADC12 Conversion Memory Control resisters )
 AD変換器に関する初期設定3
        ・EOS : End of sequency    1を立てると、複数チャネルを同時に変換するモードにて最後のチャネルであることを示す

        ・SREFx : AD変換に使用する基準電圧を+側・-側ともに選択
        // 000 VR+ = AVCC     and VR- = AVSS
        // 001 VR+ = VREF+   and VR- = AVSS
        // 010 VR+ = VeREF+ and VR- = AVSS
        // 011 VR+ = VeREF+ and VR- = AVSS
        // 100 VR+ = AVCC     and VR- = VREF-/ VeREF- 
        // 101 VR+ = VREF+   and VR- = VREF-/ VeREF- 
        // 110 VR+ = VeREF+ and VR- = VREF-/ VeREF- 
        // 111 VR+ = VeREF+ and VR- = VREF-/ VeREF

        ・INCHx : AD変換するチャネルを選択 ( 1010のTDは内部温度を測れる内蔵温度センサ )
        //  0000 A0,       0001 A1,            0010 A2,          0011 A3,              0100 A4,
        //  0101 A5,       0110 A6,            0111 A7,          1000 VeREF+,      1001 VREF- /VeREF-
        //  1010 Temperature diode,         1011 (AVCC - AVSS) / 2
        //  1100 GND,     1101 GND,         1110 GND,        1111 GND


<68行> 
67.   // setup Timer_B //
68.   TBCTL = TBSSEL_2 + ID_0 + MC_1 + TBIE;
 タイマーBに関する初期設定1
 ( U. G. P.391   13.3.1 Timer_B Control Register TBCTL )

        ・TBSSEL : タイマーBのクロックソースを選択
        //   00 TBCLK :外部入力のタイマー用クロック(P1.0 TBCLK)
        //   01 ACLK  :補助クロック(外部32768HZ発振子) /(div)
        //   10 SMCLK :サブシステムクロック(DCOから) /(div)
        //   11 INCLK :外部入力クロック(P2.1 TAINCLK)


<74-75行> 
74.   TBCCR0 = Tpwm;

75.   TBCCR1 = Tpwm*0.3;
        ・TBCCRx : 各チャネルごとにコンペアマッチする値を指定する(タイマーの周期やデューティを指定)


<76-77行> 
76.   TBCCTL0 = CCIE;

77.   TBCCTL1 = OUTMOD_7;     //
        ・TBCCTLx : 各チャネルごとにタイマーの設定をする 

<89-100行> 
93.   #pragma vector = TIMERB0_VECTOR     // Datasheet; Interrupt Vector Addresses P.16
94.    __interrupt void TIMER_B0(void)     // Timer interrupt 発生時に割り込む関数の定義
95.    {

99.    }        ・タイマーBによる割り込み動作を記述する


<117行> 
117.  ADC12CTL0 |= ADC12SC;           // ADC12 enable, start conversion
        ・SCフラグを立ててADC12の変換開始する。変換が終了すると自動的にSC=0となるから、
    もう一度変換をかけたいときはもう一度SC=1とすればいい。


<122行> 
122.   if(INTERRUPT_FLAG == 1){    }
        ・タイマーBの割り込み時にINTERRUPT_FLAGが立つので、そのつど if ルートに入る


<123行> 
123.   AD0 = ADC12MEM0;
       ・A0の変換結果はADC12MEM0に格納されるので、int型変数AD0に読みだす。

以上。
-------------------------------------------------------

これで、ボタンスイッチ入力・PWM出力・AD変換・割り込み[タイマー、AD変換]までできるようになりました。
次回はポートからの割り込みとLCDへの出力あたりを書けたらなと思います。

2018年10月21日日曜日

ECCE2018参加報告

こんにちは,研究室で燻製パーティをしたいと思っているD2の楠見です.
報告が遅くなりましたが,9月23日から27日までアメリカで開催された国際会議ECCE2018で私と石原くんが発表してきました.
今回の開催場所はアメリカ北西のポートランドという,クラフトビールが盛んな場所です.グルメ関係は石原くんがまた書いてくれます.

こちらが学会会場のオレゴンコンベンションセンターです.ガラス張りの部分が一瞬ルーブル美術館かと思ってしまいますねー

こちらがコンベンションセンターの中です.なんか,いかついトゲトゲがある(笑)
私たちの発表はどちらも26日なのでそれまでは,発表資料に磨きをかけたり,他の発表を見たりしていました.さすがECCEなだけあって内容はどれもハイレベルですね!

そして,ストイックな私たちは,晩ご飯の後も,ホテルで発表資料のブラッシュアップを忘れません.

さぁ,いよいよ本番です.
ガラディナー前のセッションということもあり,部屋は満員.
そんな中,大きなミスもなく無事に発表終了しました.(質疑は少し手こずりましたがw)

こちらがディナーの様子です.
バーやゲームコーナーなどがいたるところに出るのがECCEの文化だそうです.
今回の学会はディナーより前に発表が終わったのでかなり気楽でした.

こんな感じで,私にとって初のECCEが終わりました.
来年も参加できるように,日々研究を進めていきます.


今回,私たちが発表した論文
・Takayuki Kusumi, Takuto Hara, Kazuhiro Umetani and Eiji Hiraki, “Rotor Configuration Which Reduces Copper Loss of Switched Reluctance Motors With Suppression of Torque Ripple and Input Current Ripple”
・Masataka Ishihara, Kazuhiro Umetani and Eiji Hiraki, “Impedance Matching to Maximize Induced Current in Repeater of Resonant Inductive Coupling Wireless Power Transfer Systems”

2018年8月27日月曜日

産業応用部門大会に向け出陣!!

どうも,D2の楠見です.

8月28日~30日に電気学会産業応用部門大会が横浜国立大学で開催されます.
タイトルの通り,今回EPC研究室からはボクが出席し,ポスター発表します.

今回の発表はいつもと違い,
昨年度ボクが参加していたモータ道場を含む,ものづくり道場参加者が集まって研究を紹介しあう,「ものづくり道場セッション」に参加します.

ポスターを印刷して前泊.準備万全!

ボクがポスター発表するものづくり道場セッション
8月28日14:10~16:30 会場:教育文化ホール
内容:スイッチトリラクタンスモータで発生するリップル抑制技術について
トルク・ラジアル力・入力電流に発生するリップルを抑制する巻線電流波形について紹介します.

是非ともお越し下さいませ.

2018年7月17日火曜日

初めてのKiCad

こんにちは、最近特に理由もなく昼夜逆転の生活を送っているM1の搆口です。

今回は、私が初めてオープンソースのプリント基板用の統合開発環境KiCad(キーキャド)を導入した話をします。

最近、すこし特別なインバータの開発を行っていたのですが、これまで使っていた基板加工機君では対応しきれない構造にしたい(例えば4層基板や細かい配線)という欲求が沸き上がってきてしまいました。

現在のところお世話になっている基板加工機
 そこで加工業者に依頼することを考え始めたのですが今使っているjwcadではガーバデータを作ることがなかなか面倒であるためプリント基板用のCADに乗り換えることを決意。そこで以下の理由から選んだのがKiCadです。

 KiCadを選んだ理由
①プリント基板用のCADである。
② オープンソースで無料
③トランジスタ技術でたまに特集が組まれる
④偶然、解説書を発見


KiCadのロゴ


書店で出会ったKiCadの解説書
 簡単に触ってみたところKiCadには以下の4つの機能がメインであることが判明。

KiCadのトップ画面


 ①回路図エディタEeschema
回路図を描いてネットリストを作るソフトウェア。素子を配置して回路図を作り、各素子に基板上でのフットプリントを割り当てる。素子とフットプリントのライブラリがついてくるのでICチップ以外は作る必要がなさそう。
② コンポーネントライブラリエディタ
Eeschemaの標準ライブラリにないコンポーネントを製作するソフト

③Pcbnew
PCB基板用のパターンを製作するソフト

④フットプリントエディタ
標準ライブラリ にない、フットプリントを作ることができるソフト。どこかでダウンロードしてきたフットプリントをKiCadで使えるようにするなど

このように基板作成に必要な機能がひとまとめになっていてなかなか便利そうな印象。

そしてざっとパターン図を作ってみたところいい感じにできそうな気配がする結果になりました。まだまだ使いこなせていませんが使いこなせるようになったらまたブログで紹介したいと思います。

試作したパターン図

2018年5月27日日曜日

IPEC2018 (International Power Electronics Conference 2018 ECCE ASIA Niigata)

おひさしぶりです。
博士後期課程に進学することにしたM2小西です。

5月20日~24日の間、日本で開催された国際学会 International Power Electronics Conference 2018 ECCE ASIA Niigata (IPEC2018) に参加してきました。
今回のブログは、本学会での様子を記します。

また、平木研究室から発表したのは以下の3件です。

1, M. Hataya, 〇K. Kamaeguchi, E. Hiraki, K. Umetani, T. Hirokawa, M. Imai, H. Sadakata, "Verification of the Reduction of the Copper Loss by the Thin Coil Structure for Induction Cookers", 21C2-3, pp.410-415

2, 〇A. Konishi, K. Umetani and E. Hiraki, “High-frequency Self-Driven Synchronous Rectifier Controller for WPT Systems”, 22A2-1, pp.1602-1609

3, 〇M. Ishihara, K. Umetani, E. Hiraki, "Automatic Resonance Frequency Tuning Method for Repeater in Resonant Inductive Coupling Wireless Power Transfer Systems", 22A2-2, pp.1610-1616

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<5月19日>
翌日朝の会議から参加するため前乗りしました。
岡山ー東京ー新潟は新幹線で5~6時間かかりました。

発表学生3名は新幹線の中でも、せっせと発表練習で景色などみる余裕はありませんでした。
石原さんと搆口くん

<5月20日>
朝から Student and Young Engineers Meeting(Ph.D candidates の集まり的な)に参加しました。研究室に関する事前アンケートの結果報告とPE系研究室の紹介ポスター発表がありました。 アンケート内容は興味深く、特に平木研究室のように週一で Supervisor と Meeting できる環境は業界内でもかなり珍しくありがた~~いものだと再認識しました。
(アンケート結果はPPEJのHPにアップされるらしいので、興味ある方は見てみてください)

昼頃は大先生の Industrial Seminar があり、夜はアリーナで Welcome Reception がありました。Welcome Reception のあとは PPEJ主催の Reception があり、外人と SAKE をかわしました。発表練習すべきと思いながらも楽しすぎて、結局お開きまでしゃべってました笑 Mr. Pham 元気かい??笑
朱鷺メッセ(会場)
Student and Young Engineers Meeting

<5月21日>
この日も大先生の Plenary Sessions からの、午後ついに平木研ファーストプレゼンター搆口が発表!!
 ”「この機器は対応していません。」などの苦難に見舞われ酷い目にあったので、第二の策が重要だと実感しました。”  ー 搆口
(彼はPCがプロジェクタに繋がらないという事態に見舞われ、発表前ゴタゴタしたのです. . . チェックルームで確認はしたものの、変換器を使うパターンのPCはやはり外部発表には向きませんね。)

正直このあたりは自分の発表練習があってずっとそわそわしていました。。


<5月22日>
そしてついに発表日!!

国内学会とは違って、海外発表では Breakfast Meeting というのがあるのですね!
Breakfast Meeting とは Chairperson と食事をしながら、今日よろしくお願いします!、という話をするのです。ただ、7時20分集合は早い . . .
山田先生と Prof. Dr.-Ing. Teigelkötter とお話しながら、日光ホテルの豪華朝食を食べられて満足でした。 

また、私と石原さんは同じ "22A2:High Frequency Power Conversion" Session の、連番発表でした。
発表に関しては、正直もっともっと準備して面白さを伝えられる発表をしたかったのですが、不甲斐ない結果になってしまいました。。
次回の発表は絶対もっと良いものにしてみせる!!

Chairperson(右端:山田先生、その左:Prof. Dr.-Ing. Teigelkötter)と集合写真

<5月23日>
平木研発表者3名の発表は終わったので、あとは学会での情報収集です。
いろんな Oral Sessions を回って発表を聞くのです!

また、夜は ANA Cronwn Plaza Hotel にて Banquet に参加しました。
新潟開催ということもあって、SAKE(日本酒)が100本用意され、芸者さんイベントなどもあり、とても楽し美味しかったです。

Banquet の様子
100本の SAKE

Banquet の食事 何か知らんがとりあえず美味しい!!
芸者さん方、金澤さん(後列真ん中左)、石原さん(後列真ん中右)



<5月24日>
最終日も情報収集です。
ただ、最終日ということもあって少し早めに最終セッションが終わりました。

そのため、日光ホテル屋上の展望エリアから新潟の景色を一望。 その後、銭湯からのお土産屋(SAKE の試飲)、そして呑み屋へ。

新潟は水がきれいだからかどの日本酒も美味しく(らしい)、魚も脂がのってて美味しかった!
やっぱり学会にきたらこういう美味しいものを食べられていいですね!!

展望台からの景色

  お土産屋に並ぶ酒酒酒!!


ワンコインで20種?試飲できるそうな。。

漬物の試食へ嬉々として群がってしまった。。

みんな日本酒ガブガブいってたなぁ. . .

2018年3月13日火曜日

共同研究旅行 in 富山

4月からの社会人生活に向けて早起きの練習してます,M2一色です.

先日,共同研究でお世話になっている富山の企業様へ成果報告に行ってきました.
今回は成果物があったため,プレゼン資料だけでなく実機を段ボールに入れて持っていきました.
この段ボールがなかなか重く,研究でよく「小型化,小型化」というのですが,小型化だけでなく軽量化も大事だなあ…と思いました.

共同研究を行っているとこのような成果報告会が定期的に行われるため,研究にメリハリがつきますし,報告会ついでに旅行ができます.
報告会のことは書けないので,旅行について書きます.
まずは食べ物.
今回の昼飯は富山名物白エビ天丼.一緒に行った平木先生に奢っていただきました.

午後の報告会を挟んで,夜は社員の方との懇親会.これも平木先生に奢っていただきました.
富山は海の幸が豊富で,めっちゃ美味しかったです.

あと,地酒の日本酒が平木先生の舌に合ったらしく,めっちゃべた褒めしてました(名前は忘れちゃいましたが…)

飲み会後は疲れもあって,ホテルで10時間くらい爆睡しました.
今回は2日目に黒部ダムに行きたかったのですが,冬季は行けないらしく諦めました.
その代わり,もの凄く綺麗な雪山を見れました.写真は撮れてないのですが実物が一番だと思うので,みなさんも機会があればぜひ.

過去に撮った富山での写真を何枚か.
富山城

ガラスの美術館

梅谷先生推しのブラックラーメン.
めっちゃ濃味で,ラーメンをおかずに白飯を食べる感じです.

2008年「ストアデザインアワード最優秀賞」を受賞した世界一美しいスターバックス富山環水公園店

共同研究のおかげで貴重な経験をいっぱいさせていただきました.
この研究は自分の卒業後も続いていくので,いつか技術が実用化されて,お世話になった企業様の利益に繋がることを願います.