2021年2月27日土曜日

「電気学会中国支部奨励賞」受賞!&研究室紹介 Part1

 こんにちは.

 間もなく2月が終わってしまうことに驚いているM1の白井です.

 昨今,寒暖の差が激しい日々が続いております.

 体調にはくれぐれもお気を付けを.


 この度,昨年10月に開催された2020年度(第71回)電気・情報関連学会中国支部連合大会において,

 私を含めた七戸チームのM1の3人(白井・松田・岡本)が「電気学会中国支部奨励賞」を受賞しました.

 昨年度受賞された先輩方に自分たちも続くことができたという達成感と共に,

いつも公私ともに支えてくださっている先生や先輩方への感謝,

自分たちの研究が認められたという嬉しさが込み上げています.

 これからも驕ることなく,力を合わせて研究に邁進していきます.



 さて,今年もいよいよ学年が変わる時期が近づいて回りました.

 新B4生のため,普段の研究室の雰囲気を語りたいと思います.

 研究室選びの参考にしていただけると幸いです.

 まず,私たちの研究室は工学部12号館を丸々使わせていただいています.

 そのため比較的スペースに余裕があり,配属された一人一人に机が割り当てられています.なので,研究室に自分の扱う資料や,ガムや飴玉など好きな物を置いておいたり,簡単な会議や談笑,必要な方はデスクトップのPCも借り,置いておくことができます.ソファーも設置されているのでゆったりと休憩することもできます.また,12号館は平屋なので,階段の上り下りをほとんどすることもなくスムーズに入ることができます.

 次に,気軽な環境です.

 自分もそうでしたが,配属された当初は右も左もわからない状態だと思います.私たちの研究室では,まず最初に「回路ゼミ」と呼ばれる自分たちで回路を設計し作製してみるゼミが行われます.このゼミを通して,勧めていく研究について深く学ぶことができます.また,研究をしていく中でわからない箇所が出てきたとしても,気軽に先生や先輩方に相談できます.今年度はコロナウイルスの影響で自粛していますが,例年は花見や忘年会,夏のキャンプなど多彩なイベントがあり,交流を深める機会が多いです.今年は開催できるといいなぁ.

 最後に,様々な研究室を見学してみてください.

 岡山大学には多くの研究室があり,それぞれが様々な分野の研究を行っています.研究室紹介は,それぞれの研究をわかりやすく解説していただけます.その中で本当に面白いと思える研究に出会えるかもしれません.そうした中で,私たちの研究室を選んでいただけたのであればうれしく思います.

 長々と失礼しました.

 あなたがやりたいことを見つけることができるよう祈っています.

2021年2月20日土曜日

「IEEE IES Japan Joint Chapter 若手優秀発表賞」受賞

こんにちは!
就職活動に追われているM1の秋間です。
寒さの中にも春の兆しが感じられる今日この頃です。
みなさんはいかがお過ごしでしょうか。

本日は嬉しいお知らせがあります!
12月19日に開催された第236回定例研究会~若手のための研究発表会~
にて、「IEEE IES Japan Joint Chapter 若手優秀発表賞」を受賞しました。



















日々積み重ねてきた努力がこのように表彰されることはとても嬉しいことです。
1人では到底成し得れなかったことで、常日頃から研究動向を見て下さっている先生・先輩方のお陰だと強く実感しています。(特に隣でいつも支えてくださっているD2の小西さんには感謝しかありません。)



本研究室では、博士論文発表・修士論文発表・卒業論文発表と終えて一息付いているところです。皆様本当にお疲れさまでした!
M1一同は内定奪取に向け、これから就職活動を全力で頑張っていきたいと思います!


4月に向けて、新たなメンバーを迎える時期にもなってきています。
EPC研究室に興味を持ち、ブログを見てくださっている方ぜひとも研究室紹介に足を運んでください。EPC研究室一同お会いできることをお待ちしております。







2020年12月10日木曜日

冬といえばやっぱり「みかん」!!

 お久しぶりです!

最近、料理の回数が減り、料理欲が溜まっているM2の霜村です。

(麻婆豆腐、串カツ、フライドチキン作りたい.....)


前回の三島君の記事にも書かれているように、現在私は1/21,22の半導体電力変換/モータードライブ合同研究会に向けて原稿を執筆中です!

恥ずかしながら、初めての原稿執筆なので上手くいかないことも多く、苦戦中です....


もう12月ということもあり、他の研究室メンバーも修論や卒論などで忙しい人が増えてきてます。

そんな忙しい人が増える中、平木先生がみかんを買って下さいました!!

ありがとうございます!!

平木先生が買って下さったみかん
平木先生が買って下さったみかん


みかんは私の人生でよく食べる果物ランキング上位に入る果物一つですが、一向に飽きる気がしませんね。
甘さだけでなく、適度な酸味があるのが飽きない理由な気がします。

大学院最後の冬ですが、買っていただいたみかんで栄養を取りつつ、頑張っていきます!!!

2020年12月7日月曜日

「産業応用部門 優秀論文発表賞」受賞

 こんにちは。

今年に入って風邪以外の症状で病院に行く機会が増えて

体の衰えを感じているM2の三島です。


本日はうれしいお知らせがあります。

なんと、昨年12月に半導体電力変換/家電・民生/自動車合同研究会にて発表した

私の論文が「産業応用部門 優秀論文発表賞」を受賞しました。



そして来月1月には学生最後の学外発表として、

半導体電力変換/モータドライブ合同研究会(1/21~22開催)に参加する予定です。

「加熱動作時のIHシステムから加熱コイルのみの交流抵抗を抽出する計測法」

というタイトルで、IHコイルの交流抵抗の新たな計測手法に関して発表します。

興味のある方はぜひ聞きに来てください!

(この研究室からはM2霜村君も発表予定です。)


卒業まであと4か月を切っており、最後の学外発表と修士論文を控えていますが、

この勢いで頑張りたいと思います!


2020年12月2日水曜日

第236回定例研究会~若手のための研究発表会~12月19日(土)開催告知!

 こんにちは!

久しぶりの投稿となります、M1の秋間です。


岡山大学のイチョウ並木も散り、寒さが身に染みる冬になってきました。

月日が過ぎるのは早いもので今年もあと1か月です。

みなさんはいかがお過ごしでしょうか。


さて、本日は2020年12月19日(土)開催

第236回定例研究会~若手のための研究発表会~についてお話します。


この研究会は、学生や企業の若手研究者を中心とした若手幹事が企画・進行

を行う研究会です。今年は新型コロナウイルス感染症対策ということもあって

オンラインの開催となっています。

オンライン開催ゆえに例年より気軽に聴講できると思います。

以下リンクより12月5日(土)までに聴講申し込みをすると無料で聴講できます。

https://jipe.org/236


本研究室からは自分も含めて3名が発表予定です。

下図は学部4年時に自分が製作したインバータです。

このインバータについて発表予定なので興味がある方は

見に来てくださいね。







それではこのへんで、当日お会いできることを楽しみにしています!


2020年11月21日土曜日

第35回パワーエレクトロニクス学会主催 専門講習会に参加!

こんにちは、M1飯田です。しばらくブログの更新ができていなくて申し訳ございません。


さて、本日は、第35回パワーエレクトロニクス学会主催の専門講習会に聴講者として参加しました。

講習会のテーマが「モータとその周辺技術の最前線」ということで、内容は、「モータ」、「インバータドライブ」、「パワーデバイス」、「磁性材料」と、幅広い分野における最新技術に関するものでした。

自分の研究分野であるモータに関する多くの最新技術の動向を知ることができ、とても充実した1日になったと思います。

私自身初めての講習会への参加でしたが、オンライン開催ということもあり、1人で気楽に聴講することができました。また、せっかくの機会なので質疑応答にもいくつかチャレンジしてみました。普段、こういった外部の場で質問する機会はほとんどないので、緊張しましたが、これはこれで良い経験になったと思います。また、いきなり対面の講習会で質問するよりは、オンラインで質問する方が気楽にできるので、ちょうど良い練習の場になったと思います。

今後も、個人としても、EPC研究室としてもこういった講習会に積極的に参加して、EPC研究室全体の技術力向上を目指していきたいです。




2020年11月6日金曜日

MSP430マイコン 備忘録3 (MSP430F2619)

こんにちは。D2の小西です。
かなり長い間記事を書いておらず、久々の投稿になります。
とりあえず、この備忘録も今回で一旦キリが良いところまで来ました。 

<プログラム内容>
本プログラムでは、LPM(Low Power Mode)ごとの違い、DACの使い方、IOピンによる割り込み、について触れる。DAC1にはA0~A2(ADC)の平均値が直接出力され(最もシンプルな入出力関係)、DAC0にはTimerBに紐づいた内部カウンタを利用したアナログ三角波電圧が出力されアナログ的にLEDを調光する。
GPIOピン(P2.4の押しボタン)の立ち下がり割り込みによって入るLPMを切り替える。LPM3ではDCOが停止するため、TimerBのクロックソースもLFXT1Sに切り替える。LPMごとにLEDの調光周波数を変化させて、現在のモードを可視化する。
  P5.4 -> MCLK.....; MCLKを出力・監視
  P5.5-> SMCLK....; SMCLKを出力・監視
  P5.6 -> ACLK.....; ACLKを出力・監視

・Low Power Mode:LPMとは、プロセッサの消費電力を抑えるために、不必要なときには高速なクロックシステム自体を停止させる動作モードのことを指す。モードによって停止するクロックシステムの深度が異なり、より多くのクロックを停止させた方が消費電力を抑制できる。 

MSP430F2619のLPMとクロックシステムの可否の対応を下記に示す。 
Mode        Enable / Disable
Active        CPU, MCLK, SMCLK, DCO        Nothing
LPM0        SMCLK, DCO                          CPU, MCLK are disabled
LPM2        ACLK, DC generator              CPU, MCLK, SMCLK, DCO are disabled.
LPM3        ACLK                              CPU, MCLK, SMCLK, DCO are disabled. DC generator disabled.
LPM4        Non active                             CPU and all clocks disabled


MSP430x2xx Family User's Guide.pdfには、“2.4 Principles for Low-Power Applications Often, the most important factor for reducing power consumption is using the MSP430 clock system to maximize the time in LPM3.“、とある。すなわち、制御周期中にいかに長時間LPM3に潜ることができるかが低消費電力システムを構築する要である。 



ピン配置と役割は以下の通り。
P2.4 -> Push Botton...; 割り込みトリガ用プルアップ押しボタン

P4.0 -> Yellow LED....; TimerBを出力する(ここがLPM復帰のトリガとなる)
P4.1 -> Red LED........; LPM3のときだけ点灯する(ステータス表示)
P4.2 -> Blue LED.......; LEDを調光する三角波がUp modeのときだけ点灯する
P4.3 -> Green LED.....; LPM0のときだけ点灯する(ステータス表示)

P5.4 -> MCLK.....; MCLKを出力・監視
P5.5-> SMCLK.....; SMCLKを出力・監視
P5.6 -> ACLK......; ACLKを出力・監視

P6.0 ~ P6.2 -> 可変抵抗を入力..; ADC入力
P6.6 -> DAC0.....; ADCの変換結果を直接出力する
P6.7 -> DAC1.....; TimerBのカウンタを利用して、アナログ三角波電圧を出力する


まずはフローチャート
TimerBのコンペアマッチが発生すると、LPMから脱出してActive Modeに戻ってくる。アップモードかダウンモードかに従ってTimer counterの値をインクリメント/デクリメントして、アナログ的に三角波を生成する。LPM中にボタン(P2.4)が押されて入れれば、フラグを切り替えて次に入るLPMを切り替える。


次に、回路図。
可変抵抗の中間電位をA0~A2に入力してアナログ指令値を得る。DAC0、DAC1、ポート4に各種LEDを接続する。

また、実験風景。
LEDの役割は図に示した通り。

実験の様子を撮影した動画・結果
左上のプルダウンボタンを押すことでLPM0->(0:06)->LPM3->(0:11)-> LPM0->(0:14)-> LPM3と切り替えている。()内の数字は動画のタイムスタンプを表している。


下記はLPM0のときとLPM3のときの測定結果です。LMP0に入ったときは、MCLKは停止しているがSMCLKは動作している。また、LPM3に入ったときは、MCLK, SMCLKともに停止しており、低消費電力に動作しようとしている。
  LPMode_FLAG = 0 (LPM0)              LPMode_FLAG = 1 (LPM3)

サンプルコード
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Blog: DAC, LPM(GitHub Gist)
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前回の備忘録1,2でも触れた内容については触れず、新しく出てきたところだけ触れていきます。

<52~67行> 
54. DAC12_1CTL |= DAC12SREF_2 + DAC12IR + DAC12AMP_2;
55. DAC12_0CTL |= DAC12SREF_2 + DAC12IR + DAC12AMP_2;
    DA変換器に関する初期設定
 ( U. G. P.588   25. DAC12_xCTL, DAC12 Control Register )
 ・DAC12SREFx : DACに使用する基準電圧を選択する
   00 VREF+    01 VREF+
   10 VeREF+   11 VeREF+

 ・DAC12IR : 許容できる入力電圧の範囲を指定する
   0: DAC12 full-scale output = 3x reference voltage
   1: DAC12 full-scale output = 1x reference voltage

 ・DAC12AMPx : DAC12の入力および出力アンプのセトリング時間と消費電流を選択
                           Input Buffer                Output Buffer
            000         Off DAC12 off,          output high Z
            001         Off DAC12 off,          output 0 V
            010         Low speed/current       Low speed/current
            011         Low speed/current       Medium speed/current
            100         Low speed/current       High speed/current
            101         Medium speed/current    Medium speed/current
            110         Medium speed/current    High speed/current
            111         High  speed/current     High speed/current

66. DAC12_1DAT = 0x000;
 ・DACの出力電圧を決定するレジスタ
  DAC12SREFで指定した基準電圧を4095=2^12-1として、"所望の電圧÷Vref×4095" を指定する。


<71~81行>
73. ADC12CTL0 = SHT1_3 + SHT0_3 + REFON + ADC12ON + MSC;
 ・複数のチャンネルをまとめて変換させるときはMSC(Multiple sample and conversion)ビットを立てる。

80. ADC12MCTL3 = SREF_1 + INCH_10 + EOS;
 ・複数のチャンネルをまとめて変換させるとき、使用する最後のMCTLxに
  EOS(End of Sequence)ビットを立てる。


<91~115行>
103. P5SEL |= MCLK | SMCLK | ACLK;
 ・GPIOのI/Oピン以外の機能を使用する

111. P2IE |= P2LPM; // P2.4 interrupt enabled [JP10]
 ・ポート2の4番ピンの割り込みを許可する

112. P2IES |= P2LPM; // 0: low-to-high edge 1: high-to-low edge
 ・割り込みのトリガ極性を指定する。

113. P2IFG &= ~P2LPM; // P2 IFG cleared
 ・割り込みフラグのクリア


<193行~>
202. __bis_SR_register(GIE); // 汎用割り込み許可
 ・割り込みを使ってLPMから復帰することがほとんどなため必須

206. DAC12_0CTL |= DAC12ENC; // DAC go working
 ・DACを起動・使用可能にする。 停止させれば低消費電力が図れる。


<302~313行>
304. __bis_SR_register(LPMx0_bits + GIE); // Enter LPM0 w/ interrupts 
 ・LPMxに入るときのコマンド。 おそらく、この1行を実行した段階でLPMに入り、
  while文の中ではあるがこのコマンドの行でLPM復帰待ち状態で停止する。


以上。
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これで、MSP430シリーズの最大の売りである低消費電力/LPMを使えるようになりました。
次回は続くかどうかは分かりませんが、I2Cやシリアル通信なんかを使って周辺素子と接続できればなと思います。