2017年12月8日金曜日

副専攻の課題解決インターンシップの最終報告会


こんにちは。M1の西海です。
2017年があと20日で終わってしまうことに寂しさを感じながらも、たくさんのことを学び、たくさんのことを感じて、成長できた1年だったなぁと思います。年内のタスクを来年に持ち越さないように、あと20日間尽力していこうと思います。

さて先月11月17日は僕が受講している副専攻「先進基礎科学特別コース」の課題解決インターンシップの最終報告会がありました。

ここで先進コースの説明を少し。先進コースはB4から修士課程の3年間一貫でカリキュラムが組まれる副専攻で、課題調査インターンシップ(B4)、課題解決インターンシップ(M1)をメインプログラムとして、知的財産論や組織マネジメント論、英語の講義を、主専攻とは別に受講します。昨年の課題調査インターンシップでは企業に出向いて、いろいろ調査して課題を見つけて設定し、その課題に対して、今年度の課題解決インターンシップで取り組みました。



以下引用。

設置目的
社会が期待する大学院修了生像は、広い視野と豊かな感性を駆使し、確かな基礎学力に基づいてより困難な問題の解決ができる人材です。本特別コースは、各専攻における研究教育に加えて、多様なインターンシップやキャリア教育を組み込んだ革新的教育により、将来企業の高度専門技術者や大学の先駆的研究者として、リーダーシップを発揮する能力を有する学生 (プロジェクトリーダー) を育成することを目的とします。
学習教育目標
 - 数理科学・物理学・化学・生命科学など共通基礎科学に関する豊富な知識を習得すること。
 - 国際感覚を有し、英語で的確な意思疎通ができること。
 - 広い視点から資源、環境、エネルギー分野で人類の幸福に貢献する意欲を有すること。
 - 独創的な発想に基づく課題形成と研究開発能力を有すること。
 - 自己の専門領域についての高度で的確な知識と高い問題解決能力を有すること。
コースの流れ 
履修生は学部4年次から特別コース生としての認定を受け、博士前期(課程)を修了するまでにそれぞれ所属する専攻の履修科目に加え、特別コースのカリキュラムに従って学習します。博士前期(課程)を修了した後、博士後期(課程)に進学する人向けには、より高度な問題解決能力と研究開発能力を育成するカリキュラムが用意されています。
詳しくはhttp://schp.phys.okayama-u.ac.jp/skk/about/index.htmlを参照。


僕がお世話になった企業は某化学繊維メーカーで、もともとはIoTを基軸とした感じで課題調査活動をしていましたが、昨年度最終的には化学系の課題に決めました。これまで電気のことしかやってこなくて、化学は高校のとき以来だったので、今年度の課題解決インターンシップには少し不安がありました。しかし、理学部の金田教授にアポイントを取って、分からないところを教えていただいたり、機材の貸出に協力していただいたりしたおかげで何とか実験して最終報告会で発表することができました。

金田教授、ありがとうございました。

課題を見つけて、外部の協力を得ながら解決に向けて活動したことは、本当に良い経験になりました。



先進コースは自分の代(6期)で終了して、後継としてFrex BMDコースができました。私たちの研究室では研究室初代から毎年、先進コースを履修する人が現れ、今年のB4もFrexBMDコースに履修しています。同じ授業料で多くのことを吸収しようとする人が多いのかもしれないですね。

ただFrexBMDコースは先進コースと違って、2年間のインターンシップや報告会もなければ、主専攻と別に受講する授業もないので、コース生間の交流が一切ないみたいです。その点、主専攻と別に受講するのは確かに負担はあるけれど、意識の高い違う学部の学生と交流できて仲が深まったことは本当に良かったです。最終報告書を提出し終わったあとに、6期生みんなで飲みに行こうと思います。

(最終報告会のあと先進コースを支えてくれた方々と6期生みんなで撮影)





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