2018年9月29日土曜日

EPE'18の旅(ベルギー観光編)

こんにちは,M1の搆口です.

私は石原先輩とともにラトビア共和国のリガで開かれた20th European Conference on Power Electronic and Applications (EPE'18 ECCE Europe)に参加してきました.
なので今回はその道中について紹介したいと思います.

日本からラトビア共和国へ直行で向かう航空機は存在しないので乗換が必要です.今回の旅では香港とベルギーを経由しました.
経由地にベルギーを選んだのはベルギーのある大学との間に共同研究の話が持ち上がっていてその話を直接まとめるためです.
いざベルギーへ
今回の滞在では首都であるブリュッセルに宿をとりました.せっかくブリュッセルにきたので観光名所めぐりへ,
ブリュッセル・セントラル駅

ブリュッセルといえばこれ,小便小僧

サンミッシェル大聖堂のステンドグラス

最古のアーケード街サン・チュベ―ルのライトアップ

大広場グラン・プラスからの景色
またベルギーといえばワッフルとチョコレート,それにビールです.それぞれについても堪能してきました.
小便小僧前のワッフル店,チョコレートソースでいただきました.
ビールのテイスト比べ(15種類)
ベルギーは意外にもポテト押し

 食べ物もおいしく(水は除く)ずっと住みたくなる感じでした.
先生方の共同研究についての話も前向きにまとまり,いざ本命のラトビア共和国へ!
次回は学会本番について紹介します.




2018年9月17日月曜日

寿司のために(完)

 こんにちは、最近料理のレパートリー不足に悩んでいるB4の霜村です。

今回は7/27の僕のブログでのミニ四駆ワイヤレス給電走行レースで優勝したら寿司をおごって貰えるという約束はどうなったかについて書きたいと思います。

前回のB4の小林君のブログを見ていただいた方はご存知の通り岡山大学EPC研究室はミニ四駆ワイヤレス給電走行レース優勝しました!

大会の詳しい様子なども書いてありますのでまだ見ておられない方はぜひご覧ください。

優勝したということで私たちEPC研究室チームは寿司をおごって貰える権利を獲得しました。その権利を片手に大会終わった夜、引率の先生に回らない寿司屋に連れて行っていただきました。
そしておごっていただいた寿司がこちら!

あまりの美しさに食べるのを一瞬躊躇してしまいました。ここまで鮮やかなピンク色は生まれて始めて見た気がします。
もちろん味は今まで食べた寿司の中で一番おいしかったです!特に大好物のあじは絶品でした。もう回転ずしのあじは食べられないかもしれません。
寿司のほかに刺身もおごっていただきました。
この刺身も絶品で特にサザエの刺身は歯ごたえがとても心地よく最高でした。
人生でトップ3に入る至福のひと時でした。

連れて行って下さった先生方本当にありがとうございました。

2018年9月14日金曜日

「ミニ四駆ワイヤレス給電走行レース」本番!!

はいどうも、疲れすぎて歩きながら寝たB4の小林です。

今週水曜日、9月12日に金沢大学で、電気情報通信学会主催「ミニ四駆ワイヤレス給電走行レース」が開催されました!
出陣直前の様子に関しては、前々回のブログにてB4霜村君が書いてくれているので、そちらも併せてご覧ください。

ここからが長いので、早々に本題と参りましょう。
今回岡山大学EPC研究室はD2白川さん、M1藤木さん、B4霜村君、三島君、村田君、僕の6人での参加となりました。
金沢駅の鼓門。駅が凄く綺麗で感動

さて前置きとして、僕らの使用したマシンはというと。
3段加速ミニ四駆 デルターボ でした。
軽量化に軽量化を重ねた車体。レースはまず軽量化とは我らがD2楠見さんの弁
前回のプラレールコンテストで優勝した電界結合方式ではなく、今回は磁界共鳴方式を採用。1ターン受電コイル、3つの送電コイル、3ホイールの車体という3本の柱からなることをもじって、デルターボと名づけられました。
また、今回用いた設備は、インバータから車体、コイルまで全て自作しています。

レースの形式は、予選が3本走ってタイム順で8位まで通過の足切り方式、本戦がトーナメントかつ2本先取のタイマンバトル。

前日徹夜で調整するものの、途中から2回目のコイル切り替えが上手くいかず、1つ目と2つ目のコイルのみ正常に動作する状態で会場へ向かうことに。
不安ながらに臨んだ予選は、準備に手間取ってしまったことで、普段と違う環境に最適化する時間が取れず。2位という悔しい結果に終わります。
エントリーリスト。古今東西、様々な環境からの参加があることが分かります

予選が終わったのち、僕らはある重大な決断をすることになりました。それは3つ目のインバータとコイルを捨てることです。リーダーであるM1藤木さんの決断力が光ります。

それが吉と出るのか凶と出るのか、決勝トーナメント1回戦はスフィンクス・テクノロジーズさんの「6MHz帯磁界共振結合エネルギーを最大限路面に伝える四駆システム”走るスフィンクス”」でした。
それでは動画をどうぞ。
左が僕ら、右が対戦相手です。

無事勝利することが出来ました!
どうやらコイルを減らしたのは正解だったようです。
しかし、6MHzという高周波で移動体に給電し、4mを1秒台で駆け抜けるスフィンクス・テクノロジーズさんの技術力には驚かされるばかりです。

続いて、準決勝の相手は村田機械さんの「タイヤと平行平板を用いたハイブリッド電界結合ミニ四駆」でした。
続けて動画をどうぞ。今回も左が僕ら、右が対戦相手です。

今回は調整も完璧で、圧倒的な走りを見せることが出来ました。
村田機械さんは僕らとの対戦では上手く動かなかったですが、それ以前では1.5秒を切るタイムで走行していました。(しかも、電界結合は個人の趣味でやっているとのこと。凄い人もいるものです)

そして、ついに決勝です。
決勝の相手は、仙台高専さんの「LCブースター方式を駆使した100kHz帯ワイヤレス給電ミニ四駆」でした。
それでは、決勝の様子もどうぞ。
今回は右が僕たち、左が対戦相手です。

仙台高専さんのチームは、走るたびに早くなっていてとても脅威でした……。
しかし、僕らは最大の強敵をはねのけ、優勝できました!

2連覇達成!

当日の朝までバタバタしているなど、デンジャラスな状態も多く続いたミニ四駆レースでしたが、研究室の同期、先輩方、先生方の助け、会場でアドバイスをくれた方々の力などもあって優勝を手にすることが出来ました。
他研究室であるにも関わらず引率に来てくださり、大会中も気にかけてくださった藤森先生にも特別の感謝を述べておきます。

僕としても、このプロジェクトに参加したことで回路のことをより深く知れたこと、そして何より、モノづくりの感動を知れたことにとても感謝しています。

それでは、長文に付き合ってくださりありがとうございました。

<追記>
 大会の時の写真を追加しておきます。
決勝後の様子
表彰式での様子
集合写真 

2018年9月13日木曜日

磁束検出コイル

こんにちはB4の山口です.
涼しい日も増えてきて研究が捗りそうな気がしないでもないような気がする感じです.

さて,お盆休みがあり,キャンプに行って,産業応用に連れていってもらって素敵な夏休みももう終わりです.最近は超電導体のコイルとその周りに巻く磁束検出コイルと戯れています.磁束検出コイルとはそのままですが磁束を検出するためにつけています.これを用いて電力の計算などしています.

このような銅線に端子を付けたものを…



こんな風にコイルに沿わせて巻いていってます.
ボビンを透かせつつ,内側に巻くのですがこれがなかなか難しい.
指がぎりぎりとどくぐらいの位置に銅線をテープで固定していくのです…
テープがあらぬ位置についたり,付いたと思ったらずれていたりするのです…
急募!!!
誰かうまく巻ける方法,もしくは指が5㎝くらい伸びて関節が2個増える方法を教えてください.
というわけで普段の研究で使っているものを少し紹介しました.以上B4の山口でした.



2018年9月9日日曜日

ミニ四駆ワイヤレス給電レースに出陣!

 最近、白髪が減ってきて喜んでいるB4の霜村です。
 今回は本番間近ということで、9月12日のミニ四駆ワイヤレス給電走行レースについて書きたいと思います。このレースの概要は、電池の代わりにワイヤレス給電で駆動するミニ四駆で4mをいかに速く走らせれるかを競うレースです。
出展: IEICE 無線電力伝送研究専門委員会 HP

今回は今年の3月に開催されたプラ電車ワイヤレス給電走行レースとは違い、車体に手を加えやすいです。

そしてこれが現在の様子です。

現在のタイムが大体1秒です。
少し前までは1秒前半だったので大分速くなりました。
しかし、今回はプラレールの時とは違い参加チームが多いのでこのタイムで勝ち上がれるかはかなり怪しいところです。本番までにまだ少しだけ時間がありますので、できる限り速くしていきたいです。
試行錯誤を繰り返すチームメンバー

それでは良い結果が出ればまたブログにあげます。
ブログに上がらなければ察してください。
それでは~!

2018年9月5日水曜日

岡山大学の桃!!

こんにちは。スコッチウイスキーにどっぷりなD2石原です。

本日,学内を散歩していると大学生協(ピーチ)の前でこんなものを発見しました。
どうやら,岡山大農学部は学内にある『山陽圏フィールド科学センター』という場所で,野菜や果物を生産しており,収穫したものを一般の方向けに販売しているそうです!


早速,臨時販売所のなかを覗くと…

なすと桃
かなり色んな種類の野菜や果物を販売している様子です。

どれも気になりましたが,一旦『黄金桃』という9月に旬を迎える桃を買ってみました。

大ぶりの黄金桃2つで500円ということで,かなりコスパ良いです!

色んな皮むきが苦手なD2楠見
早速研究室に持ってかえり皮をむきます。

どうやら,かなり色が濃い目の桃なようです。

皮をむくD2楠見を尻目に桃をむさぼるM1藤木
肝心の味はというと,めっちゃ甘くて美味いかったです!!
桃の味も色通り濃く,とても満足しました。

今年は,岡山人ということで色んな桃をたくさん頂きましたが,
かなり上位にくる美味さだったと思います。

皆さんも,岡山大学にご来学された際は是非,食べてみてはいかがでしょうか 。
(旬の時期に当たらないと難しいですが…)

さて,岡大農学部の回し者みたいなブログになってしまいましたが,
本日のブログはここまでです。

では!

2018年9月1日土曜日

学会に初参加!

こんにちは、最近頭のハゲが気になってきたB4の三島です。

先日D2楠見さんがブログに投稿していた電気学会産業応用部門大会(8月28日~8月30日)に私も行ってきたので、今回はそれについてのお話をしたいと思います。

今回B4の私なんかがなぜ産業応用に参加したのかと申しますと、4月、5月に行われた回路ゼミで見事優勝し、学会見学の権利を勝ち取ったからです!
ということで、回路ゼミでパートナーだったB4山口君とD2楠見さん、平木先生、梅谷先生、私の5人で横浜へ行ってきました。

横浜国立大学で開催されました。

学会では、主にポスターセッション、オーラルセッションを見学しました。
初めて参加する学会ということで、発表しないにもかかわらず少し緊張しちゃいました(笑)
ポスターセッションには大学生、大学院生のほかに高専生も発表していて、自分よりも年下の学生たちが立派に発表していて大変関心しました。

発表内容については割愛しますが、パワーエレクトロニクスを初めて5か月、初めてEPC研究室以外の人たちの研究発表を聞き、こんなこともやるのかというような研究もあり、とてもワクワクしました。
しかし、残念なことに私には初めて聞く研究内容を理解できる知識がなかったらしく、真剣に話を聞いても内容を理解できなかったことがたくさんあり、自分の力のなさ、知識のなさを痛感しました。

また、オーラルセッションでは様々な大学や企業の方々の発表を聞いて、学会の雰囲気を知れたし、研究についてや発表についてもたくさんのことを学べて、とてもためになりました。

私も遅くても今年度末の卒業論文発表会で研究成果を発表することになるので、日々のゼミで他の人の発表を聞いて理解する努力をし、積極的に質問していくことで、様々な知識を高めていこうと決意しました。



堅苦しい話はこの辺で置いておいて、ここからは学会の合間の楽しいひと時についてのお話をしたいと思います。

学会1日目の夜は横浜中華街に行きました!

楠見さんはモノづくり道場の懇親会、山口君は別の用事があるということで、学生はまさかの私一人になり、平木先生、梅谷先生と3人で夜の中華街に向かいました。
人生初、横浜中華街!!

中華街を歩き回ってみると、中華料理食べ放題のお店がずらり。お店のお兄さん曰く、最近は食べ放題が増えているのだとか...
「でもやっぱり、中華といえばコース料理だよね」と平木先生。いい雰囲気のお店に入りました。
1軒目のお店

改めて思ったのが、中華料理とビールは格別に合いますね!
エビチリ、酢豚、シューマイなどなど、どれもおいしかったです!

コース料理で満足できたものの、「どうしても四川麻婆が食べたい」と平木先生。
1軒目を出て、早々と四川料理の店に向かいました。
お通しのピーナッツにも唐辛子と山椒が...

麻婆豆腐と麻婆茄子をお供に紹興酒をしっぽりと楽しみました。
辛かったけど、病みつきになるうまさでした!
茄子が柔らかくて最高にうまい!

てな感じで、中華街を満喫した1日目の夜でした。

まとめ
学会見学を通して、自分の知らないことをたくさん学べたし、他大学の人たちの発表を聞いて、これからの自分の研究の励みになりました。
学会以外の時間もたくさん楽しめて、自分にとって大変貴重な経験ができ、このような機会を作ってくださった先生方に感謝します。

次は自分の力で学会に来るために、これからの研究をもっともっと頑張ります!!